Utakata
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そんな事言わないでよと悲しげな 君に隠したこの死にたさよ
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私は強いのですと胸を張り 叩き切るのはマシンゴーレム
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最初からこのための場所だった様 窓際に置く洗顔フォーム
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私に足りないものは一つだけ ベッドの影の懐かない猫
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寸足らずズボンの裾を忘れさす チョコレートパフェの美しきかな
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ガチャコチャと広い工場一人だけ 社会の歯車それさえなれず
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地続きのあの日の自分 携えて 僕は行く行く真っ直ぐ横へ
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地獄なら君に会えるか 一目でも 最低な自分をどうか落として
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するはずの足音がないこの部屋で 残ったお菓子抜け殻の俺
7
父のジャンプ貪るように読んでいた 暇過ぎても死ななかった小5
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二人組まだ作れてはいないのに 先生私を置いてかないで
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挨拶もまともにできない私にも 絵が上手だと褒めてくれた君
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ねえいいの?歯を磨かずに寝ちゃったの 縋る相手も手放して朝
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生きている いくら短歌が読めずとも 柔軟剤も詰め替えられる
6
努力など報われないと引きこもる 私が取ったああ簿記2級
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大人だし いつでもアイスも買えちゃうし ハーゲンダッツを素通りしつつ
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切れていてそのまま使えるベーコンに宿る神様かき混ぜ煮込む
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生まれつき君は普通になれないと 言ってくれれば諦めたのに
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私など二度と君には戻れない まだ整わぬ眉まで愛
(
いと
)
し
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恋なんて そんな大したことないと 顰めた眉さえ眩しく見えて
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人混みに押され揺られて多摩の街たどり着いたのここも東京
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僕が押す 日曜の朝 バスの中 背伸びする君 今日はお出かけ
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外袋から出して目を離した途端にゴミになった桃飴
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君がため 惜しからざりし 命さえ 混ぜるな危険は 私が使う
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