コロコロと転がる僕は石ころで蹴られて回ってときどき跳ねて
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釣果など干網吊るし並べれば次々と訪う何処ぞの猫か
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湖畔にはキカラシの畑麓にはヒマワリの群れ さらなる沃野
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まばたきで広がるきみの湖に泳ぐ大きな黒い魚は
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家風呂で 気分だけでも 味わひて 今日のお風呂は 有馬温泉 ♨️
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思い出が 瞼の奥を 駆け巡る 秋の夜長は 残酷な季節とき
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塩鮭と シーザーサラダに 気もそぞろ 相棒観るため 万全待機📺
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病院の待合室の片隅でぎゅっとしている子供を見たり
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歩くには良き塩梅の曇り空 秋桜コスモス愛でつ遠回りして
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SNSいいねに囚われる生活空の心赤で満たして
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灰色に塗りつぶされし母の肺 隙間の残り はあと息つく
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冬布団 取りに帰りし 吾子の為 品数多く 作りて持たせ
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暗号か五七五七七と並べても解かれぬままに読みつづけて
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家族みな悲しいけれど五十九の我が子を亡くす義母の辛さは/義兄逝去
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清水と泥水までのグラデーション 油一滴 虹の早苗田
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たま猫はボス猫なんかになりたくない おこたの中でぬくぬくしたい
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カロリーは十五パーセント引きじゃない 頼みすぎたる シニアのクーポン
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腹さぐり合従連衡みぎひだり 下馬評かしまし酒の肴に
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お酒はね心の傷に塗る薬 早めに塗れば痛み治まる
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柿もろて 皮剥き面倒 本当に
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夢現ゆめうつつ 気付けば 目的駅手前 車窓の空は 既に鈍色にびいろ
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庭園の 池の波紋は 浪漫あり 自然の織り成す 命を感じ
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棘を飲み鋲を吐くよに咳をしてホスピスの床モルヒネの眠り
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めし食って湯舟に浸かり腹見れば 恨めしいかな食欲の秋
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霧雨を坊主頭が感知して 冷えた空気の訪れを知る
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生ゴミを土にしたくて調べればベランダと言う場所が無かった
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しっとりと雨ににじんだ 街灯が 金木犀の夜を照らして
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感じれる?伝わらないね しんしんと降る雪ゆきの振動しんどう
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小雨ふる 夜道に傘を 振り回し さながら軽業師の真似事
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初夏の森 イーハトーブの ムラサキスポーツ 試着をしても 脱がされる
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