ペチュニアの花の終わりし癌センの いつもの席にあの人ゐない
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仕事では 即断即決 してるのに 今度メシ行こ なぜか言えない
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無心にて この叙景短歌うたに詠みたれば そよよの風も心に吹きぬ
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里山に 秋来たりなば風涼し 夏の終わりを草雲雀告ぐ 
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秋高し待ちわびて今日はたの幸なま落花生さつまいも掘り
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秋麗あきうららうららうらら🎵で心はずみ子らを待つ吾に亡父母おや重なりぬ
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ゴミのこと 捨てたくなって 忘れても そこにあるゴミ なくなりはしない
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もしは無いもしは無いとはわかりつつ二十歳になろう貴方を想う
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ここを右 曲がれないのか ストリートビュー あの変な家の その後が見たい
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「つけようか?」「つけましょ!」で点すストーブの青白きのありがたき『寒露』
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目の前に 見えてるビルだと 思うけど ナビを信じて 遠回りする
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咲かないで切なく育つこのつぼみ そっと包んでただ暖を取る
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贈り物 居間の片隅 積んである 送った人の 気持ちを知らず
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テーブルの 真ん中にある 千円に なんでも金で 済ます寂しさ
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いたいのよ いたいいたいの いたいのよ なんだよ急に 逢いたいのよ…
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人生という名の旅人の休憩地コンビニへ寄る人は様々
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最後にはあなたの墓前が残されたこの故郷で変わらないのは
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あったかい起毛の季節に包まれて ほっとする夢ホットな夢も
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しほかぜが 吹きすさびたる 海辺街 暮れ茜と錆び看板
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ちょ、ぐはってわらってもうたやないのもーほんなら負けやわ全てあげるわ
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イヤホンす、な!!!!!おいおいおい!チャリ乗りならば常識す、な!!!!!イヤホンを!
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カラオケの 廊下に出てる 苦手だし 帰る部屋ももう 分からないし
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札幌とは稲健やかに微る風 麒麟の誉れ朝日のように 『ビール』
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眼鏡を外してもハッキリとこの目に映るあなたの虚しさ
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帰り道一人思うこのままでいいのか、眠り付き夢に見る希望、夢のままか
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この身削いで生き急いで僕気狂いで
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他力本願、神頼み、孤独に生きてるアイロニー
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雨の止むあいだで急ぐ買い物は何故かいくつか買い忘れがち
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泣いていた あの俳優に似ていると 伝えてくれたあなたは駅で
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シャーペンで引いたみたいに細く降る雨の日だけは詩人になれる
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