石川マサヒコ
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投稿数
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ヨヨコーに虹色の旗なびくなり我は世人の風になびかじ
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海水浴場にグランピングして往時の民宿いづこと訪ぬ
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入梅や靄のかかりてそぞろ寒し植田に蝌蚪の群れ遊ぶかな
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蟷螂の臂を車轍に当てむとす仲夏の卵鞘ただうつろなり
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8888のアルファード求めむと思へども我に真子なし親同胞(はらから)なし
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校庭に眠る兵(つはもの)数多あり古城の跡に子ら戯(そぼ)れけり
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鶴岡の大水槽に水母(くらげ)多しやがて消えなば月に帰らなむ
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朝凪に白き絵の具を吹き付けたり鷗は惑(まど)ひ飛び翔るかな
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一枚の葉の透過光我(われ)が見る時に反射光見る君は見えず
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東京の寓居のカーテン外してき風冴ゆるなり江戸川鉄橋
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宵闇に古物求めて訪(とぶら)はば檸檬かをるなり二条寺町
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日の丸を掲ぐる健児など笑ふ九月七日に我は目を閉づ
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食べログは汝(なむぢ)の味蕾ならざらむ余所(よそ)の信ずるもの我信ぜず
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名も知らぬ鳥は浜辺に休みをり我も午睡す無為無聊なり
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年長(た)けて翁は離農したりけり片夕暮れに米搗く芒種
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寺町の通学路にて何事か言ひ掛けむとする汝(な)の吃音待つ
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君がためとて死せる兵士(ひやうじ)の金鵄章など汝(な)がために冥銭となる
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くらぐらと寄生虫館に君眺む権之助坂には鰻の香立つ
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午睡して邯鄲の夢に彷徨へばうちあふぎたる君をや見らむ
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机に向かひてただマウスを動かすのみの昼過ぎの夏時雨
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古人にも由無きことを書き付けて残したる者ありけるぞかし
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パンツ一丁の自撮りでリアクションを稼ぎたる自傷行為かな
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酉の刻を王莽が時と称すなり史書の間にも魔に逢ふらむか
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紫陽花の異なる色におどろきて旅居(たびゐ)の庭の雨しづやかなり
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考試いざ走らする筆止まりたる時に学びの幾年かを見ゆ
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奇怪なる字形の麺の大碗に薬味薫りて渭河は錦秋
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雑踏に個を失ひし時にのみ顕れ出づる個こそ吾(われ)なれ
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非母語話者(ノンネイティブ)の学び難かる条件異音のなぞ難かるかを知らぬ母語話者(ネイティブ)
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明礬(みょうばん)の叢(むら)をぞ誰か雲丹(うに)と云ふウタリに問はなむ如何でノナ食む
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御朱印を鬻(ひさ)ぎし寺社に祀りたる神はえべっさんかヘルメスか
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