Utakata
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石川マサヒコ
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ヨヨコーに虹色の旗なびくなり我は世人の風になびかじ
8
海水浴場にグランピングして往時の民宿いづこと訪ぬ
8
入梅や靄のかかりてそぞろ寒し植田に蝌蚪の群れ遊ぶかな
11
蟷螂の臂を車轍に当てむとす仲夏の卵鞘ただうつろなり
5
8888のアルファード求めむと思へども我に真子なし親
同胞
(
はらから
)
なし
4
校庭に眠る
兵
(
つはもの
)
数多あり古城の跡に子ら
戯
(
そぼ
)
れけり
10
鶴岡の大水槽に
水母
(
くらげ
)
多しやがて消えなば月に帰らなむ
6
朝凪に白き絵の具を吹き付けたり鷗は
惑
(
まど
)
ひ飛び翔るかな
9
一枚の葉の透過光
我
(
われ
)
が見る時に反射光見る君は見えず
4
東京の寓居のカーテン外してき風冴ゆるなり江戸川鉄橋
8
宵闇に古物求めて
訪
(
とぶら
)
はば檸檬かをるなり二条寺町
12
日の丸を掲ぐる健児など笑ふ九月七日に我は目を閉づ
7
食べログは
汝
(
なむぢ
)
の味蕾ならざらむ
余所
(
よそ
)
の信ずるもの我信ぜず
8
名も知らぬ鳥は浜辺に休みをり我も午睡す無為無聊なり
9
年
長
(
た
)
けて翁は離農したりけり片夕暮れに米搗く芒種
11
寺町の通学路にて何事か言ひ掛けむとする
汝
(
な
)
の吃音待つ
12
君がためとて死せる
兵士
(
ひやうじ
)
の金鵄章など
汝
(
な
)
がために冥銭となる
5
くらぐらと寄生虫館に君眺む権之助坂には鰻の香立つ
5
午睡して邯鄲の夢に彷徨へばうちあふぎたる君をや見らむ
6
机に向かひてただマウスを動かすのみの昼過ぎの夏時雨
5
古人にも由無きことを書き付けて残したる者ありけるぞかし
3
パンツ一丁の自撮りでリアクションを稼ぎたる自傷行為かな
3
酉の刻を王莽が時と称すなり史書の間にも魔に逢ふらむか
4
紫陽花の異なる色におどろきて
旅居
(
たびゐ
)
の庭の雨しづやかなり
12
考試いざ走らする筆止まりたる時に学びの幾年かを見ゆ
5
奇怪なる字形の麺の大碗に薬味薫りて渭河は錦秋
4
雑踏に個を失ひし時にのみ顕れ出づる個こそ
吾
(
われ
)
なれ
7
非母語話者
(
ノンネイティブ
)
の学び難かる条件異音のなぞ難かるかを知らぬ
母語話者
(
ネイティブ
)
6
明礬
(
みょうばん
)
の
叢
(
むら
)
をぞ誰か
雲丹
(
うに
)
と云ふウタリに問はなむ如何でノナ食む
5
御朱印を
鬻
(
ひさ
)
ぎし寺社に祀りたる神はえべっさんかヘルメスか
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