Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
779
780
781
782
783
784
785
786
787
…
次 ›
最後 »
野辺に咲く薊あざとしいつの間に 指で触れなばチクリとぞ刺す
17
ぬか床をかきまぜた手に残りたる 何の匂いか祖母の匂いだ
18
おや今日は芒種一粒万倍日 買い物メモに書き足したクジ
22
スシローの番号札が嬉しくも
33
番テーブルになり
14
寺町の通学路にて何事か言ひ掛けむとする
汝
(
な
)
の吃音待つ
13
父と子と鮎釣る川に夕日映え銀鱗跳ねる流れはるかに
31
平日の朝に聞こゆる生活音
一日
(
ひとひ
)
の始まる合図となりて
31
いつの日か来ると覚悟の別れなむ いま沈みゆく『ひかり』の時代
14
人なかで孤独を感じるのはむしろ周りに人がいる安心感からか
5
大輪の 牡丹の花が鎮座する 狭き吾が庭牡丹園となり
21
みをたたれ いきよとしいられ いけばなは いきものとみるか どうぐとみるか
21
冷えきった 外気を部屋に 取り込んで ふかふかの布団 二重で眠る
8
おとしもの 印鑑さいしょで 財布 カギ 重要ものしか おとさぬ不思議
22
トランプ翁
T
A
C
O
︵タコ︶ とよばれて はらたてて 関税マシマシ 悪童のはて
15
死んだ目で社会ってやつはそんなとこ。仕方がないね。おつかれっした!
3
ふと覚めて トイレの為に 降りていく 吸い寄せられる 魅惑のキッチン
5
開け放つ 夜のからかぜ 身に染みる どうやらしばらく 暑くなるって
8
こめごきろ よんせんえん余 トーブでは 。食パンパスタも たべるからいいが
13
不安からなぜか画面に向かうより何でもない木を見る方が良い
9
一年ぶり会うまで忘れていたけれど嬉しい再会花火セットと
8
白いちご熟れた食べ頃見定める甘い香りと紅くなる種
26
つくりかた さらっとよんで てぎわよい 。うめのしろっぷ 去年つくったけ?
19
母の日にもらって使えず居りましたアロマウォーター枕に見る夢
21
虫さんを 外で見るのと 家のなか 同じ虫でも 怖さがちがう
11
落選もしない安全圏にいて中村悠一だけを見ている
4
AI
に恋人の愚痴吐き続け今夜も一人枕を濡らす
8
ある日死ぬ スマホで文字うつこの刹那でも そう慄いて 生きて死ぬ
6
いっそ極悪人であればと思いもしないことを呟いてみる
7
煙突の湾岸沿いに立ち並び
笙
(
しょう
)
かのごとき船の警笛
8
石ころを遠くに投げていたころは未来は100メートルもなかった
10
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
779
780
781
782
783
784
785
786
787
…
次 ›
最後 »