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餅つきの準備のための餅米は前年よりも二倍の価格
17
デコられたシール手帳を並べだす子ども食堂に集まりし子ら
27
サクサクのパイを君と分かち合う今年はじめのガレット・デ・ロワ
15
氷点下
6
度の夜を越えた朝 カップを取った指から解けそう
15
詠む力楽しむ力がどこにある我がはらぞこを探しつづける
13
ひと月ぶりようやく会える単身赴任 会えるときより優しく想う
12
5分間フロム鉄道停車あゝショーズの滝にフルドラ踊り
18
O脚とむくみ解消一分のおしり筋トレまだ若いから
24
濯ぎてむ 雪に埋もる言霊を 夜明け前こそ君に捧げむ
18
あと一日で一月終わる朝 ふと思う こうして過去が出来ていくこと
7
感覚も失せる程 凍へし両手
翳
(
かざ
)
す ストーブの匂ひ 昔日
27
成果に自信はないが 継続はできる好きなこと 今日も続ける
14
若くなることはできないから呪うそんな大人になりたくなかった
8
ふさふさと蕊(しべ)の際立つ梅の花憂い帯びたるまつ毛のように
16
竹を食むパンダの消えし園のなか働く人の靴の音ひびく
41
春をまつ町でジャージの二つがいアオハルの夜熱をおびつつ
13
天上の空を陣取る黒雲を店主と見上ぐ公園マルシェ
44
冬尽きてめくる暦の処女雪は君の「バイト」に汚されていた
5
寒波来て 老いの身凍ゆ大寒の 震えて待つは小春日の空
29
恵方巻き ひとくち食べて 美味いと言う 俺の頭を キミははたいた
6
ふたおやの齢超え生く妻の目に映るかなしみ われそばにいて
23
草花の 芽吹く段取り 整えリ 春遠からじ 立春の地中
11
贅沢の限りを尽くす午前
2
時 明日の仕事を生き抜くために
14
追いかけて つかまえんとして 逃げられて 空に召されし 君の温もり
11
越してきて カーテン無いのに 気がついて 週末までは 真っ暗で暮らす
4
電話器をくるくるするゆび「へえ、ふうん、木星までつれてってくれるの?」
7
真面目とは 考えることを 放棄した 覚悟のない奴 の言い訳
7
歌を機に
初
(
そ
)
めて用ひる言の葉衆
今
(
まだ
)
か
今
(
まだ
)
かと袖から覗き
24
電線が空を縛っているために 天使が泣いて還るのを見た
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健康に ストレッチして 筋トレも 鍛えていても ポテトチップス
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