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行き違うあの子の視線流れ星今日も言葉は溢れなかった
13
笑み湛ふ 君のひとみの 奥底に 戸惑い隠す 嘘ぞ映さむ
9
しぐるるや 落花の情に 応えけり 冬椿らの 涙踏み行く
10
嘘という透明な服を重ね着て 立ち止まるとき僕だけ寒い
33
新調し 良き履き心地なる靴と 軽やかに通勤路を歩む
30
脱ぎ捨てた僕を拾って歩く夜シンクに朝のカップが残る
30
「普通」という名のバスをまた見送りて 私は私の歩幅で帰る
43
「しわよせて笑うお前の顔が好き」と言われて汁粉煮るお人好し
38
冬木立 固き蕾は着々と春色ロケット カウントダウン
25
「焦げたね」と笑ひて囲む夕餉なり林檎剥く手はあたたかくあれ
32
寒風に乗せて届けるこの想い 愛しい君へHappy Birthday
30
愛してる。ああ?愛してる。
(
奢った3000円、利子つけて
)
愛してる→→「レターパックで現金送れ」
7
老三人久々に会い会食の話題はやはり迷路の未来
28
帰宅の我 見つけてリビング 一直線 ゴロンと仰向け 「へそ天」にキュン
12
馬の骨いいねと父が言いました誰もが無理をしている家で
15
可惜夜を ともに過ごせし 君さへも 淡き記憶と なりにけるかな
10
練りに練り 練り切りなどと 呑み込めば 練られた歌の 寝心地のよし
22
寝付かれず 言葉さがしを 延々と…見つからないまま 白々と朝
14
冬の午後 移ろいゆく光 まどろむ猫は 寝場所を探し 陽だまり渡りて
8
水色の 空に浮かぶや 半月の 淡き光が 吾に微笑み
31
吾は良い この
猫
(
こ
)
にだけでも 健康を 返してやりたい 切なる願い
33
僕の持つ望みだったり悲しみが君に理解らなければうれしい
7
要らぬもの余分なことと見つめても言い訳探しまだここに、まだ
8
裸眼だと あなたが増えて見えちゃうの まるっとみんな 私は愛す
9
毎日が出会いの仕事 友がとどけてくれる今 そして知る『今』
8
円高とニュースは告げる夕餉には安くなりたるものは並ばず
11
みどりとは赤子につけばみどりごに髪に付ければみどりの黒髪
30
しなびたる食堂の隅泣きぬれてうどん啜ったことありますか /中島みゆきさん「わかれうた」へのオマージュです(笑)
13
この俺の帽子姿がオシャレだと 帽子を脱ぐと何と言うやら
16
誰も居ぬ事務所でひとりティータイム社長の椅子にふんぞり返り(私は末端社員)
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