炭酸が 心の中まで パチパチと 今日のな事 弾けて流す
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パワハラの 知事が再選 される国 子供が虐待 されても指導
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日本には 儒教という名の 呪縛あり 正義の下に 愛情は死ぬ
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愛のない 先生達よ 頼むから 怒鳴り散らして 支配をするな
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箱一杯じゃがいも届く 妹の言う「お裾分け」スケールでかい /道産子あるある
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中央線上りの朝のホームにはモノクロームな人、人、人、人、
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シリウスとオリオン見れる嬉しさよ眠れぬ冬の夜のコンビニ
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押したのと違うのが出た自販機に 諸行無常を教えてもらう
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冬になり 空気も勘も 冴え渡る 空の星まで 近くに感じ
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不真面目な俺が真面目になったのは 真面目な君の悪い影響
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公けに開放された二時間はスマホ機種変データの移行
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犬ころのように庭駆け回るより炬燵で眠る猫でありたい
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金曜日 家族まであと百数十メートル 街灯の下響く靴音
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10時には半額になっているのかも でも3割引のここにある物
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重圧を越えて自信は全盛期あったあったとビール二本で
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持ち味を発揮してまた大負けは愛されてないビール足りない
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帰る電車は、どこも混み混み、毎日通勤の方おつかれさま
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横浜線で乗り継ぎ、甲府へめちゃくちゃ混んでるすご〜
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誤解までひきうけてゆく表現のしたたかにしてはなたれし矢よ
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ダウン着てさむそな人を横目にて ねこ母は上着を脱いで手に持てり(18℃だよー)
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もし君が北風だったら空を舞う 枯葉になってダンスを踊る
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雲一つない空を見ても癪になりカーテン閉めて黒豆茶飲む
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うっかりとスマホ忘れて外出し三千歩くらい歩数未計上
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あきふゆ アンモニャイトが みられるよ ねこのしゅうせい ちょっとさむいとき
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月明かり思い出させる公園の街灯がく 家へ帰ろう
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秋晴れの街路樹の下歩きたい月の巡りがさはりをされたり
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玄関に蜂の来訪増えてきて鎮座し迎う菊は満開
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頬ずりをさせてくださいわたしのいのちよりながくここに立つ樹よ
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息子へと届くだろうか着々とチュイールを焼く離婚した母
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自他ともに認める二男きみは美容男子 おぬしやるなと微笑みつぶや
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