Utakata
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七巻
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朝月夜 並々入れた珈琲にうつるまだ眠そうな猫の目
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父に渡す新聞 歌壇と俳壇抜き取っていることは内緒!
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眠れなくて聞こえるものは秒針よりも早い鼓動ひとつ
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夏が終わったなと思う暇もなく今日もヒートテックと眠る
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彼誰時まだ眠る君の匂いをそっとかぐ 僕はどろぼう
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夕時雨あなたに借りたヘミングウェイあなたは吸わない煙草の匂い
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そこそこ賑わう平日歌舞伎町 墓掃除は白服で行くな
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梅雨の末街の向こうに光がさす 多分あそこに夏がある
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ネット民が褒める曲 元は君らが叩いたポエムとも知らずに
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コーヒーのお湯沸かしてる間 早く出しすぎたアイスをながめる
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耳の奥大事にしまったはずの君 気づいた頃にはもう居なくて
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