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渦のあと(五)もうきっとここには居ない 灰だけが残った灰皿 鈍色落とす
4
静寂の夏を歩みし夜の道 町の灯りを花火とぞ見つ
17
忘れ得ぬ 花火の色に照らされた横顔も その浴衣の金魚も
12
エネルギーアイスクリームで摂取する整う日々の夢に届かず
32
夏なんてアイスクリームで事足りる私ヘップバーンじゃなかった
22
刈ってから大分たつが雑草もおがりはしない
旱
(
ひでり
)
の夏に/おがる=成長する
21
駅からの商店街のお祭りは店も閉じててだんだん寂れて
11
夏祭り よりによっての
嵐中
(
あらしなか
)
早き空晴れ 我願いたり
8
楼閣
(
タワマン
)
が できて久しの 盆踊り 嵐の神の 諌めなりしか
9
高台に登りて見るのは花火なり
夢の洲
(
大阪・関西万博
)
にも同時に上がった
12
人混みの中で文庫をすこし広げつつ 出勤途中の快速急行
11
雨降りの花火大会場所取りはてるてる坊主鎮座していた
11
空を飛ぶ羽があるのに君はまだ僕の隣を歩いてくれる
11
ただ明日を 全力全開 楽しむの いまはそれしか考えられず>盆踊り
21
デジタルの 波に溺れる 人間を 月の灯りが 優しく照らす
32
蝉たちはすぐに鳴き出す雨上がる
谺
(
こだま
)
していく
生命
(
いのち
)
の音色
43
自転車に2人乗りして怖いもの知らずだったねあの日の僕ら
49
君想う異星人いるやも知れぬ宇宙一好きよりさらに好き
6
僕が部屋で何をしてるか知ってるの 壁と家具とスマートフォンだけ
9
19時に 厚めのカーテン サッと引く 昼と夜との
間
(
はざま
)
の神秘
30
ねえごめん少し嬉しいだめな君私がいるとましだって云う
8
鮮やかな民族衣装の踊り娘に一番多しアンコールの声
15
耳馴れぬ単語が次々飛び出してスマホショップの店員の笑み
36
いつの間にどこかで祭りの音がする我は今年も置いてけぼりに
11
アレルギー持ちたる友は月の
女性
(
ひと
)
日差しを避けて夜のみ動く
20
羽化をすませた子たちから順番に背中の羽をむしり取られる
8
動かないスマホを三日やすませて読書決め込むアナログ日和
33
仕事でも息抜きでもない鉛筆を握って短歌を書くということ
9
久々に開いたインスタ楽しげに笑う人々真顔で眺める
6
空気より隣にあれと願うのは君よ寄り添って息苦しくても
8
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