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ななし時貞 太政大臣
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よろしゅう頼むでおじゃる。
まろの名は ななしの時貞 となりけり。
官位は太政でおじゃる。
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あけぼのよ 春こそいらめ 草枕 檜垣の子供は うちつけしょうぶ
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みの国に 布を織りたる このひだは 鳥もとまるか 桃の枝葉に
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世は人の 思ふままにし しきがたち 墨をたらせば 山水ゐでる
5
紀のくにや ほしかるものに ほいはなし 見かんさがしに 夏はゆく
4
春足が われより先に 雲はたて 夏ばかりなし 一度を思ふ
5
白布
(
しらぬの
)
の
茅葺
(
かやぶき
)
屋根に つきあたり 滴る水こそ 池にもなるかな
6
春風が 野花にさわり 雅楽なり びわも実るか たいこの越天楽
9
なにがしの とはずがたりに 二条城 深き草原 あさましくなる
6
しなあらず きょうの都は 閑古鳥 うそぶく者は ひのもとあげる
6
たかいちに しなもあがらず ぼた餅か 棚から出でず 米といふのは
8
年号は
例の話
(
レイノハナシ
)
と 言うけれど 隣国文句 兵のせい
4
うちよする 笠をも被りて 旅するが 日光照らして 猿騒がしき
9
つゆじもの 玉緒の命と はかなげと 消えゆく灯火 かげろうか
7
くさまくら 旅行くつねは 心なり ひしゃくも片手に 伊勢にとゆかん
9
あまとぶや 青空ゐぬいて たかはずれ 雲を狙いし 終わりつねらむ
6
みづどりの 落書がはいりし 鴨川に 三船も来たるや 人は恋しき
6
秋風に すすきが茂り
玉鉾
(
たまぼこ
)
の 道に行き人 影をみるかな
8
いはばしる 水面に移りし 我がすがた 飛沫が問うて いまふくかぞと
6
八雲さす 神をもまして 出でつつも 霧にまみえる 秋は恋しき
8
神風に 銀杏降らす にしき織 人にもこいにも 水面をてらす
7
石の上
(
いそのかみ
)
神をもしるに
七支刀
(
しちしとう
)
古き都に 伝えしものを
6
あをによし かすがに向かひて 春の日に 桜も散るころ 湊となるかな
5
はかなきに 露の命に 消えてばや 人の思ひに 恋しきことよ
8
中秋に 右近衛えらびし くりからか 銀杏えらびて かまくらになす
7
いにしえに 朱雀が通りし この都 左右に別れて のこる一条
8
汝
(
なれ
)
やしる ひのもと野辺に たそがれて 上がるも知らず 落つる国には
4
大君の 神にし
坐
(
ま
)
せば ゆめしまに とつ国呼びて 万博となす
8
ぶんぶにどう
鸚鵡
(
オウム
)
返しが 鳴き返す 白河の池こそ 汚きものとぞ
4
うばたまの おぼろ月夜と あけつつも 霜も降りぞと すがたも見えぬ
5
日曜日 最後のじゃんけん 始まると もうすぐ始まる 月曜日
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