寝てるのか 起きているのか わからない 目を開けて寝る キミが愛しい
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淡空にそよぐ葉色は水綾のほのかに吹かれゆらめくひかり
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いただきます 何回言うの? いただきます キミの手料理 初めてだもん
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生きてさえいれば見慣れた痕になる 白鳥座によく似てたり、さ
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ひたすらに歩数と歩幅ととのえて助走の先へ身を放るだけ
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昭和には快速停まらぬ吉祥寺「いせや」の煙ここも東京
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「こんにちは!」つくしんぼうに声をかけ ひよこの如き子が屈みおり
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チビ猫が 行方不明の 朝であり 皆で捜索 箱ですやすや
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晴れ空に靴紐が甲叩く音寄ると青へと変わる信号
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薄墨流し 山の端おぼろ 桜散りぬる 春を惜しみて 独り酒酌み
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駐車場 手持ち無沙汰の 両の手を 隠しきれずに ポケットのなか
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母と見た 空へと続く ゼラニウム 目印のごと 青に映えゆく
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蒲公英たんぽぽに実は種類が有るらしいサツキつつじは違う花らし
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職場去る 難病やまい得りたる 先輩は 足挽くる春 涙零したり
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この路は 分つ先へと 繋がりて 紡ぐ短歌は 貴方を繋げど
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智歯おやしらず 遂に抜きたる 春さなか 続く痛痒つうよう されど変革かわり
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春風の 吹き通う野に 口ずさむ 妙なる和歌の 調べ愛(かな)しも
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丸顔の ドラヴィダ人と 隣り合い 南インドの バスは旅立つ /羇旅歌南インド
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三頭の ひしと抱き合い 目を見張る 極寒の猿 口髭を持つ /地獄谷野猿公苑
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襟足の 粋(いき)きわ立たせ 春の陽を 浴びて煌めく 髱(たぶ)の真珠(しらたま)
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Sサイズ 着られた体が Mサイズ を経て今では Lサイズなり
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目の前の 君の眉毛が 1センチ さがったならば 死んでもいいや
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来るまでは遊ぶを知らず狭い箱 うまく遊べぬきみが恋しい
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妻と添い 焚く様になった シキミの香 日々に残る 恋し君のコン
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桜花散るを誉れと戦場に蕾みの学徒征きて帰らず
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君の居ぬ右側慣れぬ夕暮れにオレンジ染まる影のひと筋
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眼の先に花びら舞うや風なきに 番いの黄蝶か つかず離れず
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大幟りハタハタと鍾馗様 この頃とんと見掛けなくなり
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節句の日今日も草取り田圃這う昼は用意の粽を食べて
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端午の日菖蒲と蓬を軒に差し束ねし菖蒲で門口叩く
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