CABIN
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哀傷歌などが好きです。
小野篁の「泣く涙 雨と降らなむ わたり川 水まさりなば かへりくるがに」に魅力されました。

技(わざ)と無(な)く 麗(うるは)し無用(むよう) 魂(たま)ぞ詠(よ)む 君(きみ)が為(ため)こそ 真(まこと)の心(こころ)
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君魂(きみたま)の 導(しるべ)となれよ 吾(あ)の歌(うた)よ 彷徨(さまよ)ふ無(な)かれ 傍(そば)へ来(こ)まほし
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業(わざ)を欠(か)き 賢(かしこ)成(な)らざり 能(のう)も無(な)し 心(こころ)凄(すご)せも 独(ひと)り修(おさ)むる
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君(きみ)が為(ため) 魂(たま)の一献(ひとこん) 天(そら)へ詠(よ)む 月(つき)業(わざ)欠(か)けど 大和(やまと)へ響(とよ)め
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千種華(ちくさはな) 咲(さ)かせ彩(ゐろぬ)る 四時(しじ)の風(かぜ) 君(きみ)の香(かほ)りよ 焼(や)き付(つ)離(はな)れじ
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何(なん)為(す)れど 吾(われ)を振(ふ)り捨(す)つ 死出(しづ)の旅(たび) 思(おも)ひ煩(わずら)ひ 濡(ぬ)れ尽(つ)きぬ涙(なだ)
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君(きみ)思(おも)ゐ 幾度(ゐくたひ)越(こ)ゑし 哀(かな)し夜(よる) また逢(あ)ふ日(ひ)まで 枕(まく)濡(ぬ)るめはや
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煙(けむり)草(くさ) 燻(くゆ)れば浮(う)かぶ 君(きみ)の影(かげ) 紡(つむ)ぐ言葉(ことば)も 風(かぜ)と流(なが)ゆる
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心(こころ)をば 失(な)くさば痛(ゐた)み 安(やす)なれど 人(ひと)とはかくに ままに叶(かな)はず
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雨(あめ)降(ふ)れば 流(なが)る涙(なみだ)は 露(つゆ)と消(き)ゆ 見(み)仰(あお)ぐ空(そら)に 君(きみ)を思(おも)ゑば
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桜(さくら)散(ち)り 牡丹(ぼたん)は崩(くず)れ 椿(つばき)落(お)つ 君(きみ)を亡(な)くせし 心(こころ)枯(か)れけり
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願(ねが)わくは 勿忘草(わすれなくさ)の 花言葉(はなことば) 思(おも)ひ草(くさ)をも 心(こころ)誓(ちか)ゑり
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川(かわ)流(なが)れ 大海(おほみ)還(かゑ)りて 雲(くも)と成(な)り 地(ち)に降(ふ)る雨(あめ)と 還(かゑ)りて参(まゐ)れ
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冥土川(めゐとかわ) 渡(わた)りしなせそ 還(かゑ)り来(こ)ゐ 吾(われ)哀(かな)しみの 声(こゑ)聞(き)こゑなば
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泣(な)く涙(なみだ) 哀(かな)し彩(いろど)る 心歌(こころうた) 永(なが)き別(わか)れの 慕(した)ひし君(きみ)へ
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現世(うつしよ)の 言(こと)の葉(は)数(かず)よ 少(すく)なけれ 如何(ゐか)に伝(つた)ゑん 君(きみ)への想(おも)ひ
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夢現(ゆめうつつ) 追(お)掛(か)け続行(つづゆ)く 亡御霊(なきみたま) 傍感(はたかん)づれど 何処居(いずこい)れしや
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別(わか)れしも 君(きみ)を忘(わす)るぬ 誓(ちか)ひ立(た)て 思(おも)ひ巡(めぐ)れど 声(こゑ)も遠(とお)かる
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雨(あめ)降(ふ)らば 傘(かさ)を差(さ)すのみ 常心(つねこほろ) 哀(かな)しみ在(あ)らば 濡(ぬ)るうまにまに
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思(おも)ひ出(づ)は 掠(かす)れり顔(かお)も 忘(わす)るらむ 抗(あらが)ふ術(すべ)は 徒(いたずら)ならん
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哀歌(かなしうた) 止(や)ぬ心雨(こころあめ) 携(たずさ)ゑて 雲井(くもゐ)届(とど)けと 詠(うた)ゐ綴(つづ)れり
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然(さ)らばなり また逢(あ)へりせむ 次(つぐ)の世(よ)も 暫(しば)し待(ま)たれよ 雲(くも)の上(うゑ)にて
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別(わか)れども 心響(こころとよ)ます 君(きみ)の音(ね)を ただ頓(ひたぶる)に 思(おも)ひ織(を)り合(は)ふ
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陰(かげ)り曇(くも) 闇(やみ)に荒(あ)れ降(ふ)る 滝(たき)の雨(あめ) 大海(おほみ)溢(あふ)れど 涙(なだ)に勝(まさ)れぬ
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幾経(ゐくた)へも 巡(めぐ)りて廻(まは)る 命(ゐのち)の輪(わ) 逢(あ)ひなむ定(さだ)め 幸(さいは)ひと呼(よ)ふ
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