濡れ窓に片手かざして知っているあなたが天使であることを
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友達はできたのかしら 虹の袂で  いまも私は きみに会いたい
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棘のよな言の葉一つ受け止めて春茜見つ風に吹かれり
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十五年亀は全く衰えず 小さな家を一歩も出ずに
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顔中に星が貼られてあたし今銀河になれてるニキビだらけで
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創作は諸悪の溜まり場と化して 現実のほうがまだ福に会う
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春秋嬉しされど夏冬あってこそ そういうふうに幾年暮らし
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土日嬉しされど週中あってこそ そういうふうに幾年暮らし
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泣き腫れた、君のまぶたと目が合って えも言はれずに ただ見惚れてた
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かたむけて、背けるために押し流す。アルデヒドたちが僕を蝕む
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なにもかもキマダラカメムシに見える マジ許せない すべてが怖い
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うわの空拾う落とし物白髪ネギ家と逆の方向へ歩く
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知らぬ街 靴音までも 素っ気なく 系列店の ネオンに和む
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紫外線対策の如 新緑をまとふ街路樹 南風はゑ揺蕩たゆと
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抱擁を 思いおこせる 抑揚に ヴェヌスの丘は 誰待ち望む
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期限切れ 鎮痛薬を 服用す ひと月ならば 大丈夫かなと
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真夏日に肩を叩かれ振り返り春の背中を見送る夕べ
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アイス棒の傾きに溶けてく時間があってほら春はあけぼの
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去勢され君はいい子になりました それを喜ぶ人を憎めよ
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好きなだけ居たいのならば居ればいい この国からは僕は出て行く
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にぎってるものを離して生きてると吠えるああわたしは
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コロナから飲み会ネットセルフレジ 見てるだけなの? 次の惨事を
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春惜しみ 野の花でて樹々あおぎ 春の残り香 胸いっぱいに吸う
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この鰭を止めたら沈んでしまうから泳ぎ続けるまぐろのように
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連日の行軍のせい痛む脚ゆっくりでいいただ止まらずに
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葉桜の桃と緑を眺めつつおだんごかじる餅色の雲
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自分では わからぬ心の 苦しみに ボーダーラインと 線が引かれる「十七歳のカルテ」
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小手毬の 白き小さな 花びらに 夕風そよと 優しく吹けり
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膝痛め踊りかなわぬ身となりて 裏方に徹す春のお祭り
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海溝マリアナの唸る闇には噴出孔ナノな泡のせ海へ広がり
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