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手の甲に ねこがあご乗せ しんらいの あかしであるよ 時よ止まれと
27
君の期待応えられない応えたいまだあきらめてほしくはなくて
6
ねんころりねんねんころりとねむりたいあんよもじょうずに頑張ったから
6
ドバドバと砂糖溶かして飲み干した エスプレッソは苦い思い出
4
肉厚のカーテン閉めて真っ暗の部屋で自分を探して眠る
8
一日の用事を終えて一人時間 静かな部屋で飲む白湯うまし
32
ドット数足りなくてざらざらしてる君の声とかその他いろいろ
7
歯の隙間 誇らしげなる 子の笑顔 小さき前歯 生えし日浮かぶ
26
めを閉じてみずの流るる円通の 年を祝いの 竹林の薔薇
8
あなご丼の写真に引かれて来たけれど 想いを馳せる 雪の円通
7
小寒に肉まん探すコンビニは 早や恵方巻き旗がなびきて
22
厳冬の日を重ぬ後 春の如優しさ感ず 気温十五度
30
一晩を 身を寄せあって 隙間なく 埋めつくしても 孤独な息吹
6
この顔が私は好きだ逆境を乗り越えてきた履歴書だから
33
カチコチ、ぼぉん、回転、落下! 遠近、何方? ダリだかヨミだか知りはしないが!
5
東京神田秋葉原ランとスキップ御徒町岡持ち握ってお饅頭
4
はつのひは はらはらたゆたうはちみつの たれるみたいにとろけてゆらゆら
4
まよなかのよるべゆるりとまろい月ひそひそたゆたうるりのお歌ね
7
楽しいと思えるうちが華ですね 爪の手入れや日々のお化粧
33
外は2℃ 鏡開きは できぬけど 何か食べなきゃ ビスコでもいい
21
十一時、サンドイッチを食べながら「お昼ご飯は何」と聞く孫
22
極寒の風に吹かれて喫茶店 ハイビスカスの紅茶二杯で
14
湯上がりに腰に手を当て瓶牛乳飲み干す昭和まだここにあり
16
あと少しだけ、この愛が軽ければ 君のもとへ飛んでいけるのに
10
まっさらな降りたて雪に軽ワゴンきっちり二本轍引き行く
20
肌を刺す風に刺激を受けた頬赤く染まった林檎のように
9
掃いたのに振り返り見る白くなるまた掃いて白また降って雪
21
つもりそな大粒の雪フロントのガラスを埋める道街埋める
19
陰茎を咥えたその口で晶子を罵倒しないでほしい新婚の公務員へ
7
寒いねと わが
猫
(
こ
)
を 毛布でくるみつつ お外ニャンコに 思いを馳せる
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