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大鍋にカレー仕込みて春休み孫ら食らひて鍋底笑ふ
17
桜雨 花と一緒に濡れようぞ 新しい道 明日は晴れるや
10
このままではおへそを売らねばならぬと二学期の通知表を手に思う
4
ちっぽけな青春を自販機の数字に賭けて やっと手にした三ツ矢サイダー
4
石橋を叩きまくって壊す人昔話がだらだら長く
7
ヴィヴァルディ春の日差しに包まれて牧童たちと農夫の踊り
7
ヴィヴァルディ春の嵐はすぐに止み小川せせらぎ小鳥さえずる
9
ヴィヴァルディ四季を織りなすヴァイオリン プリマ・ドンナの歌声に似て
7
ごめんなさいあなたの語尾が気になって話全然聞いてなかった
18
入学に心弾んだ思ひ出と ソメイヨシノと
和
(
やわ
)
らぐ風と
20
カレー食ひふいに一言「忘れてた、結婚十年おめでとう」だと
9
消えた子を見つけられずにはや一年 探してないのは仏壇の中
4
「他所よりは少し安めに出したよ」と
アメリカ
(
親分
)
決めたパーセンテージ
6
麻雀を知らない我に言われてもやたら出てくる役満ボディー
5
壮大な部長の描いた
レイアウト変更
(
シナリオ
)
は落ち着いたよう何も語らず
5
忙しいときほど詠めばミスはへる水筒にほら、白湯なんか入れ
5
実力差 打ちのめされて短歌アカ ただの婆だよ気楽に詠めよ
10
さくら草万華鏡の夢のよう冴返る日に揺れて煌めく
19
月落ちて南の方で犬が鳴くまたお眠りよ車屋の仔
10
被告には弁護人立てる権利あり 一方的に裁かれる反町
7
CM
の再開こそが最優先 詰め腹切った反町哀れ
9
住宅地 野良猫も減るこのご時世 不意に出くわす昭和の懐かし
29
予約にて妻と二人で雨のなか三か月ぶりのデンタルケア
5
みぞれ降る 冬に戻りしモクレンの 白き花びら散り落ちるなり
25
歩いては気づいて結ぶ靴紐をふと見上げれば桜並木が
6
繊細な 君の優しさに 泣きたくなる そして君言う 嬉しいときは笑いなさいと
8
手土産のケーキを女子部三人のババハハドーター突っついている
26
書いて消す魔法のボードくれたので謎の英文筆記体で書く
22
ゴム編みを留められ無かった五十年やり遂げたとて記憶できない
14
東京に雪が降った日夏物のカタログ届く春を忘れて
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