栲繩たくなは長途ちやうとをへだつ山河さんかさへ 斷金だんきんつなぐ一葉いちえふふみ
1
千里ちひろなる長道ながちかたみに差し合ふて 語るがやうふみをはさまむ
1
千里ちひろなる玉桙たまほこの道ふみ越えて ふごとならむふみひとつにて
1
若苗わかなへえす稻田いなだ水面みのおもの み空をうつすあをに雲なし
2
6月に、猛暑のニュース、ため息出る、思いやられる、今年の夏
2
鳥の声、曜日なんて関係ない、早く起きろと、 梅雨の晴れ間に
2
かみともに いますこころの うちなれば 今日は折れても 明日を夢見る
6
日曜の朝に庭にて思うのは、明日の仕事のことばかり、不安と心配、離れていかない
3
紫陽花の色のお団子 賞味期限 今日スタートの 活力とする
5
母もまた 早朝覚醒? 起きていた ちょっと背中に 抱きついてみる
5
3時間 寝られるならば 頓服を 追加するけど 起きれぬ予感
3
深夜でも律儀に信号守る君 夜が明けるまであと三歩半
7
肋骨は鳥籠に似て閉じ込められている君を今出したげる
2
虹の色七つに決めたあの人はあらゆるユニコーンを殺した
2
眠るのが怖い 明日生き返るやり方がまだわからないから
5
睡眠導入剤を強くして 夢に貴女が出てこぬように
3
トーストにバターをたっぷり塗りたくる時だけ見える天国がある
9
砕けてるオートミールにミルク注し暫く寝かすこいつぁうめぇぞ
7
休憩の名に免じ読書にかまけて拗ねたパソコンの立てる寝息
3
ソリティアは詰むこともある 山札の揃えた角をじっと見ている
2
塩分を摂りすぎだとか耐熱に塩摂りなさい解けない難所
7
入り日なす アナタの影を 追う線路 終点駅は 冷暗の底
3
流動化 うながすために 退職金 みなおす政策 天下りにも。/ 役人の天下りでは数年で何千万円
6
インスタの画面が急に白くなる やめろ陰キャには眩しすぎる
4
微熱とは微かな熱と書くけれどもっと熱く身体が火照る
2
気だるい日微熱を出した真夜中に冷たい手が私に伸びる
2
優しさに触れて涙する暗い夜ごめんなさいと謝ることだけ
3
ひとりだけこの世の中にのこされて受け止めてくれる人はいない
2
4:00 a.m.朝四時のもやもや感を味わって涙を流し眠りに落ちる
4
不甲斐ない自分を責める朝四時にこころを開ける人はいないね
3