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無造作にぎんなんの実を踏み潰す あとの悲惨を知らぬ胡の人
15
靴底でぎんなんの実を踏まぬよう おそるおそると人の行き交ふ
23
ちょこちょこ寝よりもやっぱりぐっすりと眠った方がスッキリ感が/ねこ母様、ありがとう👍
15
きちんと生きていけないからせめてはみがきで はなまるをもらってかえる
7
世の中は 諸行無常なりて かくあれば 急いては成らず ただ清きあれ
11
ここに来て真夏日戻る昨日今日
洗濯物
(
ほしもの
)
だけが嬉々として
揺
(
ゆ
)
る
27
この家はきっと三人暮らしだろう牛乳豆乳アーモンドミルク
15
夜のうみ ねむる君から吹く風に 迷子のヨットが少し進む
8
凍りつく 空気も僕から動いたら 君の前髪 揺らすそよ風
11
疲れたら眠りませうね ねこ母も ちょっと頑張りすぎちゃうほうで>きのぽ様、お疲れ様です😸 自分で自分を労りましょう〜😉💕
14
桔梗の湯 やっぱり 香りは仄かなる けれど艶やかな 紫色の湯(昼風呂バブ)
16
真っ赤っか夕焼けカラスあっちっち火傷をせぬうち山に帰れよ
7
久しぶりぐっすり眠れて心なしかやさしい私おはよ(昼だが)
23
欠くることなき月隠す墨の雲何をしをらむ君を思ふや
15
秋晴れを悠々歩む老夫婦 通勤バスの車窓和ませ
29
中秋月
(
ちゅうしゅうづき
)
真円形
(
しんえんけい
)
とは 限らない
虧
(
か
)
けし
処
(
ところ
)
に
風流
(
ふうりゅう
)
が
住
(
す
)
む
15
ヒガンバナ燃え立つ道に長い影。打ち解けなかった義母を焼きに行く
14
縁ありて 出会ひし友を 想ふ時 友より来たり 以心伝心
26
実
(
み
)
の色が
黄
(
き
)
から
橙
(
だいだい
)
朱
(
しゅ
)
へ変わる 秋の深みが
柿
(
かき
)
に
写
(
うつ
)
りて
19
猫のくせ犬猿の仲家に居る二匹このまま過ごすのだろなぁ
19
ごおごおと 風と
鉄塔
(
てっとう
)
奏
(
かな
)
でたる 季節
移
(
うつ
)
ろう 音がする
9
秋色
(
あきいろ
)
に 染まりて気付く
葉緑
(
はみどり
)
の
尊
(
とうと
)
さまるで
夫婦
(
めおと
)
の心
10
AI
の方が私を知っていて 「まだなんですか?」 次の指示待ち
8
荒波に揺れる孤舟折れぬ心揺るぎぬ信念海よりも深く
9
石ひとつ流れに抗いとどまりて揺るぎないもの水に磨かれ
16
満月や表は飽きた裏見せて裏では兎と亀が競争してるかな
5
煌々と銀色の光円(まどか)なり雲間流れる静かなる舟
6
日が暮れてトンボと帰る腹ペコでどうしてあんなに腹が鳴る秋
7
夕焼けの川面に映る赤とんぼ あした晴れると誰かが唄う
7
赤とんぼくるりと舞って二度見するふるさとの風運んできたのか
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