空気読み皆の意見に頷いて 擬態の解けぬアマガエルなり
9
別班のゆくえ気になる日曜の夜は「VIVANT」を正座して見る/題『別』
4
残暑っていつまでだっけ風鈴もビニールプールも「もう疲れたよ」/題『夏(テーマ詠)』
5
昨年の今日は「夏だ」と詠んでいた今年の秋は早めに来てる
7
腸下し いつまで経っても 毒(アイ)抜けぬ 消化不良が一生つづく
11
ファミペイで 毎月5万は 使ってる 生活圏に ファミマしかない
6
ぞうぞうと 打ちつける雨 抱えてる 憂鬱も一緒に 洗い流して
20
夏の日にダンケイダンシ大批判 国会閉じて何事も無し
6
大雨の後だからこそ虫の声 秋の夕べを一人楽しむ
7
暴言と 殺意を込めたラブレター 二度と俺には 近づくなかれ / さらば愛しき女(ひと)よ
14
遠き日の記憶呼び覚まし 泣き笑い 昭和のメロディ 想いを繋ぐ
18
端からね 被災眺めて 動けずに 世界の果てに 思い巡らす
13
正直をまだ美徳だと思ってる 抱える勇気がないだけなのに
12
道端の 花とあいさつ この時が 幸せなのか 深く思ひし
19
ころしても ころしたりない この殺意(おもい) 溜まっていくよ お前のために
14
雑魚(ごみ)を喰う 味なぞあるか 腸に呑む 食いでなき餌 嗚呼腸が減る
9
紅茶通装う君が口にする 好きな紅茶は「オレンジペコー」
4
淡々と詠えば短歌の愉しけれ たんたんたぬきの釜で喫茶去/「ぶんぶくちゃがま」がなつかしい
11
時間外終えて乾杯する君は 仕事も飲むのも「かじゅう」が多い
4
心地良い夜風 雨雲そっと押し お久しぶりと秋の星々
24
真っ黒のコーヒーゼリーにかけるようなフレッシュミルクをわたしにも
7
仕事終え帰りにりんりん虫の声 夏の終わりの心地よい風
8
おもろいか? ゴイゴイスーってどんな意味? 賞味期限ないでごみ箱
8
時問わず 飼い犬吠える お家あり 悪を産み出す 第一楽章
13
ポケモンに飽きたら次はちいかわへ 収集本能上手な商い
11
なにかしら、夢を見ていた。小説の冒頭すべてこれでもいいよ
5
身に響く 囃子太鼓を 聴きながら 庭にてあおる 星見酒かな
11
明日の朝最低気温は18℃ タオルケットをブランケットへ
15
正反対好きな食べもの考え方それでもなぜかだからなのか
6
旅先の夏夜祭に 初盆の義父(ちち) 想うてか 踊った夫
8