十九度とふ最低気温と虫の音に今朝の津軽は秋の感あり
13
日焼けした 赤銅色の腕見つめ 汗を拭いてもうひと頑張り 
30
静かな夜 耳鳴りだけが聴こえてる だれも好きとは言ってくれない
15
抱かれても 濡れているのは涙だけ 渇いたこころ満たすことなく
12
石ころを 棄てず大事に抱いて寝る これはわたしのたからものなの
16
じりじりと私に穴を開ける視線は太陽かあなたのまなこ
6
転生は もちろんねこで 家猫で かわいがられて しあわせ猫生ニャンせい(保護猫出身でもおけw)
19
ゴハンたべ てってと みけん眉間をなでられて ねこは2びょうで ねいき寝息にかわる
19
幼少期 喧嘩で泣く我 叱る母「目には目を!」ってホンマ怖いわ
12
老いですか?愛と恋とを見極めて恋に狂わぬ為にする苦悩
20
一冬をバスマット編みに費やして必要無いかも知れない枚数
23
バスマット使わず済むと気付きあり今日から順にほどいています
23
誰だってそう簡単には変われない アメーバ尊しスライム愛し
12
幼子と市の金魚の揺れる裾 鉢に映りて花にも似たる
17
ある趣味に課金したけどちょっと待て スマホはこの世のブラックホール
13
どこまでもバリエーションが欲しくって 虹色・風色かぜいろ・宇宙の色も
9
久しぶり 寝る時猫が 横にきて 寝るなんて夏 もうすぐ終わる
12
瞼閉じ こうべを垂れて 祈りけり 排水溝に 墨汁の黒
14
すれ違い車の性別判定し忘れてしまった最近のこと
4
日が暮れて涼しい風も吹くのだが明日の予想はまた猛暑日で
9
あの時の言葉をずっと覚えてる あなたはきっと忘れたでしょう
13
愛が欲しかった時期もありましたけど なくてもそんなに悪くないかも
7
猛暑日の中華屋の厨房の鍋 あの人どこかで焼け死なないかな
7
こんなにも大好きだって知らないね気持ち隠してマウントを取る
11
君のチャリ轢かれかけた時少しだけ愛を感じる、気がしなくもない
5
また思ふ 世界の摂理 初心かな 叶わぬ本心 溢れ出す
12
涼やかな 静かな夜は縁側で 赤い月見て 八海山辛口を呑む
22
涼風よ 夏の終りを 幾度も 重ねて君を 忘れていった 
9
憂いなど ティシュに丸めて ポイと捨て 眠ってしまおう 老人の知恵
4
転生す 何なりますか?皆様は 我はディアブロ 嗤って滅っす クフフフフ
8