セイコーのクォーツ時計目にすれば父ととぶらふ入学の朝
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バス旅行 ビール飲みすぎ もよおして 二十キロ先 耐えるも限界
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ロボットの無垢なごめんね響いたら 嘘っぽくなる からまたごめん
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窓ガラスバッタはりつき登り行く雨露しのぐか半夏雨の庭
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演じてる目を追いながらほくそ笑む鏡の中にわれがあらわる
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温水のありがたきかな七月の 半醒半睡 ワールドカップ
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気づいたら芸術家だとふざけてろそんな奴しかなれないんだろ
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雨降れば水やり休み短歌でも詠んでみようか調べにのせて
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降り出した雨手広げて受けるようギボウシの葉はパリパリと鳴り
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何種類いるのだろうか鳴き交わす鳥の声満つ雲低き空
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庭の雑草くさ今日こそ退治しようかと思えば雨に心また萎え
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狂人と言われようとも泳ぐべし どしゃ降りの中屋外プールで
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ムシコナズバリア張れども虫どもは突破してくるあれカミキリも
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雨音が跳ねて奏でる傘の花 指揮を執るのは灰色の空
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寒くとも雨が降ろうと泳ぐべし 屋外プールは開場している
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特に我フェミニストではないけれど 『恋の奴隷』はいくらなんでも(赤茄子日本翁へ返歌)
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降る雨は 上から下に 流れおり 届かぬことも 溢れることも
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押し寄せる雨音に目覚め巡らせる 今日用もなく今日行くもなし
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夢に飛ぶ片目のふたえはあすの昼 溶けたネオンと 許して欲しい
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梅雨の夏ゴルフしなくて良しとせよ歌を詠んだりギター弾いたり
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「表現の自由」らし まざまざと『恋の奴隷』の令和に流る
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風呂上がりパンツ一つでギンギンに冷えたビールを飲む悦楽よ
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右の頬 左の頬で 収まらぬ 天変地異の 終わりなきこと
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こだわりの「音」を求めてコンポ聴く からの・・てんてん アレクサの「楽」
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座席にて 不意に自分の腕はたく人 車両に蚊 迷ひ込んだか
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「おはよう」に 「にゃん!」と答えて擦り寄りぬ 君の居る朝笑顔の始まり
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ここではない どこか、なんて うみのない 天国なんか 夢がつまる
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教えたら 汚れちゃう 天国のイメージは白  黙っておこう
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ナスキュウリピーマントマト採れた朝スーパーのチラシ百二十円
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胸騒ぐ「スピード感」は悪法へ泥沼のなか花の影なく
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