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コロナから飲み会ネットセルフレジ 見てるだけなの? 次の惨事を
8
春惜しみ 野の花
愛
(
め
)
でて樹々あおぎ 春の残り香 胸いっぱいに吸う
20
この鰭を止めたら沈んでしまうから泳ぎ続けるまぐろのように
12
連日の行軍のせい痛む脚ゆっくりでいいただ止まらずに
11
葉桜の桃と緑を眺めつつおだんごかじる餅色の雲
13
自分では わからぬ心の 苦しみに ボーダーラインと 線が引かれる「十七歳のカルテ」
12
小手毬の 白き小さな 花びらに 夕風そよと 優しく吹けり
39
膝痛め踊りかなわぬ身となりて 裏方に徹す春のお祭り
24
海溝
(
マリアナ
)
の唸る闇には噴出孔ナノな泡のせ海へ広がり
19
チコちゃんに叱られる前にググるカス社用PC届け退職
7
深夜2時 絵文字が透ける 膨れっ面 天井のシミ 頭巡らす
7
外国の女の子たち訪ね来てつつじの庭で国際交流
21
膏薬を貼ってる腕はまくれずに長袖シャツの散歩は暑い
13
光る空 タンポポの綿毛 風に乗り 子らの笑声 連れて飛んでいく
21
寂しさも寂しさのまま老いてゆく死にゆく人を見守るように
16
ドアの鍵みんな違ってよかったね 秘密を抱えてカレーなど食べて
12
終わる春 午後の珈琲 あの
流行歌
(
はやりうた
)
聴いているふたりに薫る
17
深海は真っ暗闇でサバイバルゆえに輝く光は生まれ
19
公園が水鉄砲でにぎやかで元気な子らの早すぎる夏
20
山際に 薄墨流し 春時雨 はこべ色濃き 濡れて滴り 玉の露 深山入りて 鐘の音ね響く
9
どこ行くのと聞けばあなたは宝塚歌劇モードで「風を探しに」
29
新しき芝に咲くたんぽぽ一輪を嗅ぐように枝は 地についておはよう
7
五歳児にハムラビ法典持ち出して泣くなと説いた母は半沢
21
ちらり見た あの人のスマホ いけないと 嘘だと見開く 二次元の推し
6
道路脇 ライトが点滅 帰り道 上着が汗ばむ サイレントナイト
5
阿片
(
アヘン
)
なり 砂糖
塗
(
まぶ
)
せし落花生
惚
(
ほう
)
け喰む我 止める術なく
16
下り坂 緑の風を 切りさいて 少年だった 日に戻る午後
14
幼兒
(
おさなご
)
の シャツの上には ショパン像 意味があるのか テキトーなのか
7
ゆく先を 悲観するでなく 生物の 未来は誰にも わからんゆうこと
15
忍耐は 出来る範囲で ちぃとで良いや 年300日はチートデイ
6
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