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午後四時の冷頭扇のそよ風に想い窓抜け青空昇る
7
特定の人を中傷する歌は詠まないようにとアドバイスされ
11
定年後野菜作りを始めたりとうとう採れたとうきび甘し
19
なぜだろう不幸じゃないが人々が幸せそうでどうしようも無い
33
上階の掃除機の音あぁ今日はお休みなんだでも夜勤かな?
22
席譲る 見知らぬ君に 好感度! 優しき男 私好みだ
15
シマウマの 縞も ツキノワの 斑紋も 同じものなき 天の配剤 /月輪熊の個体識別
8
「まけ」といふ 女房詞も 教はりて 磯田道史の 講座終りぬ /歴彩館京都学講座
10
散瞳の 名残尾を引く 目に痛し 梅雨の晴れ間の 道の白線
12
定年後野菜作りを始めたりとうとう採れたとうもろこしだ
7
昼下がり ホームに響く 異国語の 優しき調べ 背中にて聞く
8
手を伸ばし 手に入れしビラ 帰宅せば 開かず読まず 屑籠に入り
15
孤高とは誰の名付けし皮肉かなおそらくそれはそうじゃない人
11
アイコンも変更し 心機一転 されど変はらぬ 歌への情熱
27
わたしだって死ぬべき
人間
(
もの
)
は早く死ぬべきだと思う 砂糖は甘い
4
いっそもう己の首を断てばこそ 枷にもならず終わるだろうか
7
シンチャオと なごみし君の 親切に 立ち寄りた店 ハノイの夜に
15
雲間から 現れし満月 お芝居の 幕開けのよう 拍手する我
11
一年をもう折り返すこうやって残りの暮らしもきっと早かろ
26
散る花を 拾うはいつも 同じ手で 風は何事も なき顔をする
8
ねこたちは ゴハンのあとは うみゃうみゃと おくちのまわりを きれいにするよ
19
昨日買ったコンビニクレープ シュガーバター 楽しみにする 今日から文月
16
眠られぬ夜は恥多き越し方の 思い出ノートパタンと閉じて
5
働きものの母がゐて働きものの父もゐて貧しかりし日々
16
ハンディファン涼しげにかざす向かい席 我は取り出す小さな扇子
46
十五夜のお月様と掛けましてウォーオと叫ぶ盗んだバイク
5
雨降りはつかの間の時くゆらせる フォークルを聴く トラジャの薫る
11
麺棒でピザ生地伸ばす四歳児料理男子のパパが手ほどき
29
西日差す部室の隅の合言葉 やがて貴方が忘れ去るもの
19
綿あめの
解
(
ほど
)
けたるよな雲流れ 青田に鷺の鳴き交わすを聞く
24
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