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この街の
N
O
P
E
は全て売り切れた 性悪説は正しいのかも
5
ジムプール 何とシャワー故障 冷水かぶり跳び上がる酷な梅雨寒の午後
16
何にでも代わられることないように 削れ削れと声が聞こえる
2
霞立ち 連なる
峰
(
みね
)
の 紺青は 淡みて空との 境に溶けゆく
18
ゆららかに 感じていたい 心地よく 雫が落ちた 心の波紋
5
うたた寝に花橘の香る夜は袖に昔の露ぞ
零
(
こぼ
)
るる
17
大股で我を追い越す速足の人に追い付く次の信号
8
裏返せば糸のほつるる縫ひ代の紺の際だち古き上着は
9
尊いの4文字で
開
(
あ
)
く異空間。涙で滲む君の名前を。#推し短歌
3
君の手の温度を覚え損ねた手伸ばした先で霞む金星
2
投票を重ねた月日、今はなく。君の願いを叶えたかったな#日プ新世界#推し短歌
1
ヒジャブなら毎日お手入れサボれます 回教女子の本音はそこか
14
たんざくに書けないままの願い事。君が落ちたの、流星のように。#日プ新世界#推し短歌
1
地下鉄のヒジャブ女は頑なに 男の目から髪を護りぬ
16
劣情は髪が唆ると思いきや 回教女子はヒジャブで覆う
13
内陸の地方都市にて国道を泳ぐ魚は塩素の匂い
4
こころとはノート/あなたの似顔絵を書きとめておくけふも・あしたも
4
雨露に濡れる緑のトンネルをくぐって今日もバスは行くなり
31
朝露を含み生き生き紫陽花の笑顔が吾に元気をくれて
28
野晒しの秋は芒が穂を出した眼窩に泥が溢れてる梅雨
7
指切りのか細きゆびの温もりは見えないタトゥー小指に残り
8
重力と浮力の間に生かされて海月は潮に消ゆる日を知る
12
踏み込めば伸びてきた稲透かし越し水田に映る青空と雲/アクセル
19
コンビニのトイレの便座 小便が飛び散っている少年のあと
16
傘の下紫陽花の色見比べて浴衣姿の色とりどりに
10
挿し木する根の促進の粉纏い新芽育てば君へ捧げる
17
たわむれにかかったコブラツイストが演技を超えて痛かった春
24
おばあちゃんみんなで写真撮りましょと騙して撮ったこれ遺影用
13
線香花火
(
火の玉
)
が ポツリと落ちて 静寂に 呑み込まれそな ぎこちない恋
21
よく冷えたジョッキグラスは
露
(
ろ
)
を結び人の代わりに涙を流す
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