きな粉餅きび砂糖ならいくつでも心の機微に触れる甘さで
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往ぬ時は ひとりがよいな 人知れず 風にさらされ 土とならまし
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ヘソ天でくつろぐ猫に右足で電気アンマをして引っ掻かれ/つい⋯
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おまえたち 私のからだ きにするな 収入補償保険 ちゃんと入ってる
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大根や白菜にネギ柚子までも届けてくれる友ありがたし
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ビールよりアイスクリームより好きな娘(こ)に私もと恋は糖尿
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こんなにも 帰りたくなき 家なのに 三十五年ローン 背中に重し
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物語みたいな仲間は得られない戦士はいない戦死を恐れ
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来ない人もちろん既読なしの人「いい友達になろう」あれから
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坂の上たわわに残る柿の実が時雨れる街の差し色となり
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太陽の代わりに点け足す電球色ちょっぴりだけどやる気アップる
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数年に一、二度口に出してみる 妻への感謝 おそらくは「愛」
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白い湯気しゅーしゅーさせて蒸してから蒸篭せいろを開ける瞬間が好き
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順番を待っているだけ駅ビルのトイレに長く列なすように
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年の瀬に 我送る皆が帰す場所へ されど我を送るは宵闇
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霞んでく道の見えない日々の糧 僕らはみんな迷子なのかな?
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聖夜前 小雨そぼ降り 煌めくイルミネーション 濡れる路面と 神コラボ
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次女迷子!焦る母にもニコニコと「写真撮ろう」と父は動じず (昔話・母激おこ)
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雨間あまあいに 青空見ゆる 露天風呂 温風ぬるかぜの師走 春の如し
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どうしてか 今日が冬至と思い込み 南瓜を煮たり柚子を買ったり
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昔から夢なんだよね五厘刈り口に出すたび誰かが止める
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地に落ちた葉にも命があったこと描けば光るわたしの絵筆
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我ひとり己の中にもわれひとり五つの口はあーだこーだと
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老人が犬を散歩に連れている歩いて止まる歩いて止まる
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免疫を 上げる為には 笑うこと 笑ってなかったと 母笑ふ
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ひたすらに歩き続ける なぜだろう新品の靴ばかり目に入る
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心病み 大好きな 口紅コレクション メイクできずに ただ眺め 愛でる/いつか必ずこのくちびるに…
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愛ゆえに ただ愛ゆえにこそ ひた走る 雨の大阪 わがの待つ家
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本を買う 私がわたしで あることを 諦めていない そんな気がする。
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はこばれてゆく食べものをながめてる「いってくるにゃーん」ここはジョナサン
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