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さみしさを 紛らわすための 缶チューハイ その醜態が ひとを遠ざけ
10
幼日に 幽霊信じ 暗がりを 怯え震える おどろおどろと
17
荒野へと 勢い込んで 出た気概 されど片手の スマホ離せず
23
井戸水で冷やしたスイカ切り分けて食べた縁側たねも気にせず
31
一時間 詠んだら寝よう そのはずが 時計の針は 無情のワープ
16
本当に出来上がるかは別としてマロングラッセらしきものなど
24
腕力は ただ一文字に
俯
(
うつむ
)
いた 弾け飛び散る 1兆分の1
12
純粋に誕生するは平等で育ちが人を曲者にする
26
産んでよと子供は親に頼まない親も望まん不出来な子など
17
君がいる 君の横顔 その笑顔 遠くにいった 君は目の前
14
シャンプーに抜け毛が多く植物の代謝と似ると言い聞かす秋
25
高速下立体道で海岸の銀河見下ろし揺れる君の眼
20
夕景のベイブリッジにバイク乗り渡れば君の誕生日かな
23
沢に生ゆ水菜と森のキノコ採り米味噌だけのテント泊かな
19
歌詠みの 定めなるかな 寝不足よ 待合室に 首で舟こぐ(誰が歌詠みやねん)
18
闇なれど 貴女の姿 香り立ち 膨よかな宙 芳し寝床
15
話すたびピーとマイクが鳴り黙し語らず赤き校長の朝
18
父母の眠る一つの墓に添ゆ枕代わりの花束二つ
27
良く伸びる菊と思えど実が膨れトマトと分かり笑みぬ秋かな
16
ポケファイで年12万ネット費が浮き手放せり契約縛り
16
一斉に客がスマホを見て揺れず北と南へ我が眼彷徨ふ
21
滅亡を人に刷り込む画に慣れど静寂続けと願う夜かな
16
一時に 己が命を 預けども 1㍉ずれて お前能なし
12
Utakataに お布施せんとて 欄開く 五百円なら 財布痛まぬ(ゴマすり)
11
気まぐれに AI相手に 「土下座しろ!」 アズ・スーン・アズ 「カスハラです。」と
14
「騙されぬ!」 されど憤慨 覚えたり 何をしておる 仕事しろJARO!(題/ゲス広告)
12
「生きていて済みません」 などと箔付けて 綴りしブログ 若気の至り
16
散策の 公園におり 四季触れる 木陰は秋も 日なたの晩夏
17
どっみみち 遅かったよな 負の遺産 親の財産 溜め息吐息
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出来ないよ 大丈夫だよ 明日もある 闇に預ける おんぶに抱っこ
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