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大谷の芸術ごときホームラン響く快音耳に留め置く
25
傘の中滲む視界に出た弱音雨は優しくかき消してゆく
19
一日は君がいないとはじまらない心肺停止の片耳イヤホン
9
あの日さえ離れてくれぬこの思い抱えて歩く枯野の草を
8
中3の夏に立ち寄る図書室の唐詩選から大河が流れ
11
事
(
こと
)
もなく行く日の暮れの窓外を音無く過ぎる赤い閃光
7
灼かれると知っているのか?夕暮れの蛍光灯に飛び込む虫よ
13
茜色外骨格の君を焼き外を剥き取り本質を得る
11
生き急ぐ心に拍車をかけにけり金銀木犀今年も香る
10
水は嫌、餌も要らぬと吠え続け 焼き芋だけはモリモリ食べた /今週の愛犬「好物」
18
ぬばたまのぬばとはなにぞ コンビニでパン買う黒人よ教えてくれ
6
日曜の夜の憂鬱は歳経ても サラリーマンの持病であるよ
21
唇に甘しクリーム 笑う母 糖尿だけど 今日は誕生日
19
突然の メールはヘッド ハンターで 話を聞くか 悩みし夜を
23
ただ「生きる」その一言が難しく段差越えても迫りくる壁
13
吹く風に秋の深まり感ず
夜
(
よ
)
は合いの布団の温さが嬉し
23
自制せど炭水化物祭なり サンドにお稲荷ラーメンまで食べ
20
耳残る幼子たちの駆ける足 新幹線でノイキャン入れる
14
入るなり目尻をぬぐう床の母 愛なお負けぬ記憶の病
24
好きよりも嫌いの方が一瞬で伝わるなんてせつないですね
33
テーブルの下でまんまる
眼
(
まなこ
)
してキラキラ期待猫缶はぁ⋯ない⋯
18
BGMヒア・ゼア・アンド・エブリウェア部屋の掃除す日曜の午後
7
金木犀
仄
(
ほの
)
かに 秋の露天風呂 友を誘ひて 語らふ休日
29
湯気のぼる油の香りとメンチカツ箸をいれると汁が弾ける
15
脳幹に恋して敗れて笑みを得る アポトーシスを告げてください
6
靴べらが 楽だってこと 今までは 感じなかった はずが今では
8
即席みそ 君に選ばれ 踊るわかめ 笑って曇る 深緑の眼鏡/「海藻」
8
愛情と嫌悪でできた自己の音を止める一句と心中したい
11
私はね、短いけれど君の袖、長いねと笑む職場の秋よ
8
秋まつり 子どもの獅子に 笑みこぼれ 感慨深く 大人集まる
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