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日光を浴びて愉しむ縄跳びの家族から見た私を思う
14
老夫婦
(
ふたり
)
して何事もなく秋は往き 〈新幹線に乗車〉の試練
11
スーパーの花苗売り場秋陽差し赤きダリアの華やか二輪
29
年一の同窓会の案内に今年最後と明記のありて
37
橋上で夕空見てた私見て「癒やしやなぁ」と学生諸君
11
快晴に 人の姿は 見えねども 太鼓の響き 子等の掛け声
25
友の待つ 待ち合わせ場所へと急ぐ あわてないでと 気遣ふLINE
29
黄昏は老いてそのまま朝の無い時の流れが母だけ違う
35
賑やかな音が聞こえて来るけれどそうか母校の仮装行列
25
キッチンのオペ室に立ち手袋でガーゼを剥がすマロングラッセ
26
卑怯者 不実者には 頂き得ぬ ‘創作者’という ひとつの冠
6
晴天の白いシーツのアキアカネ 洗濯物がお気に召された
25
タンポポや菫のように強く生くコンクリートの破れ目より咲く
23
橙
(
だいだい
)
の花を一輪咲かせたるハイビスカスのすまし顔見ゆ
15
二十歳
(
はたち
)
より組織で働き四 十年 々金生活三十五年
11
ごおおんと風だけ吹いて誰も居ずこの晴天は寂しすぎるぜ
19
一昨日の 娘の引っ越し 手伝った 筋肉痛で のぼる坂道
7
しゃっくりが 八十五回に 到達し 覚悟を決めて 過ごす晩年
21
薄曇り 微かに陽射す 風静か 知らず思うは 友と登りし 奥飛騨の
7
今もまだ燻る魂そのままに夜道で揺れるブーゲンビリア
9
右側は 剃れたがいいが どうしよう 伯父を殺して 会社休んだ /
2/2
8
髭剃りを お風呂で剃るの 忘れてた 電気剃刀 充電切れた /
1/2
8
気が付けば最高齢となりにけり 会社の中の妙な立ち位置
23
言い訳は すればするほど 突き刺さる 後に残るは 後悔だけか
7
私にはさつまいものあるご飯でもあなたには米がないときの芋
7
白仮面 黒いマントの スーツマン 川崎の地に 出没中
#
ハロウィン先取り
10
人生といふ名のこまを廻しおりいつか倒れるその日くるまで
9
下の句で始まったやうな歌流れ 曇りガラスの雨は滴に/ルビーの指輪
15
御曹司と言わるることに反発し 友は今でもリーゼントなり
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散歩して 表札見ると 思い出す あの人今は 元気かしらと
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