ふと横に シオカラトンボ 飛んできて 未知がとなりにあることを知る
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孤独のち テロを未然に 防げるか 政治に問うて 何も変わらず
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散歩路で横目に入る霊園はお盆終わりで供花壮観
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孤独のち 死に至るのを 救えるか 政治に問いし 深き穴から
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ひととおり欲望満たす時期は過ぎ、改めて夢、破れてみよう
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いつの日か終わる私の幸福な死因はどうか あなたであって
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皆が皆手を取り合って笑い合う そんな世界は僕を嫌いだ
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行く先は 棘の砂漠か 底なしか ニヤニヤ見てる トランプさんと
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餌撒けば金魚集ひて背鰭打つ 六十センチの世界が揺れる
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傷口を舐め合うような関係は傷が治れば終わってしまう
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雨雲を見上げるきみの『すごい』って、すごく気圧に負けている声
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海を見ても叫びたいこと叫ばずにきみはひたすら「うみー」と叫ぶ
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新しい 教室に立ち 友作る これから先へ 希望を抱く
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尽きせない怒りをとにかく燃料にかくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな(知ることもない) 燃ゆる思ひを 051/100 藤原実方朝臣
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送り盆寂しくなりしリビングに自作の人形あまた飾りぬ
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カレールー 箱裏通りに作るだけ それがいちばんのご馳走になる
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採血し診察までの90分 コーヒー・スイーツでいつものデート /夫と病院コンビニ
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あの頃は青かったなぁ君のため全速力で漕いだ自転車/題『青』
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110円切手の柄の鳥みたくこのお手紙よ君へ羽ばたけ/題『手紙』
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夏の花彷彿ほうふつす 盛りつけの華 社員食堂のカニ玉餡掛け
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夏休み 友と笑いて 時は経つ あの日の思い出  心に残る
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目が覚めてくらりカフェオレいれた朝 だって十九の八月だから
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食卓に 並ぶ家族の 笑い声 この瞬間を 永遠と願う
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送り火が彼方の人の横顔をつかのま照らし静かに消える
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定時から真っ直ぐ帰るその理由わけは酒でも君でもあるような夜
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三日月に 腰掛けたくて 夜空見る まあるい地球 平和であれと
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水たまり オタマジャクシに アメンボに また会いたいな 半世紀前
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安く売り たくさん買って ゴミと化す まだまだ甘い ヘンテコ日本
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この夏に 白いきのこ 生えてきて  オオミズアオに 出会う幸運
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