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樹木葬の
誦経
(
ずきょう
)
零れる垣の
縁
(
へり
)
見知らぬ御霊に
頭
(
こうべ
)
を垂れぬ
24
夕月夜 我が
道標
(
しるべ
)
となれるなら 今命ある ことの嬉しき
26
新入りの 野良が気に入りそうな箱 置いてオープン 縁側民泊
34
蝶ふわり山の稜線辿るよう草木藪花
滑
(
なめ
)
て飛び去り
19
暮六
(
くれむ
)
つは
釣瓶落
(
つるべおと
)
しや 虫の声遠退いてゆく 深まりぬ秋
34
秋すすみ疼く奥歯よ 若き女医の細き指して 我を操り
11
いざ進め!緑の鳥の名のもとにポーン勇ましコーレ・システム
6
夜空には 明け・宵の星 輝いて Venus(ウェヌス)女神が 微笑んでいる /金
8
久々に訪ねた
園庭
(
にわ
)
は秋の色 まっ青な空 柿も食べごろ
33
ミルメーク溶け終わるまで二十秒甘い気持ちで恋をしている
15
像ふたつ 結ぶ 湖面を光子跳ね ひかりの中にそれぞれの朝
7
丘一面コキアとコスモス赤と
黄色
(
きい
)
ベストショットに吹く風やさし
11
肌寒い 上着きてみる いや暑いんかい 秋のお決まり 贅沢な悩み
7
満席に実る柿の木へ夕日 世界を踊らすミラーボール
5
夕映えのオレンジの川滔々と名残つきせぬ暮れの煌めき
15
読書灯光った文字の向こう側死んだ誰かの生きた言葉で
6
このゲーム 目押しじゃなくて オモロイな ハイ次俺な リズム天国🎵
4
味のない 野菜炒めに 味ぽんを 好きなだけかけ 食べる幸せ
7
採血の絆創膏を剥ぎ忘れ独り暮らしはそんなもんだよ
7
妻が植ゑ収穫もせし甚五右ヱ門。その芋鍋を我は食ふだけ
8
見切り品冷やし中華は売れたよう十月半ばで二十七度で
8
バッと背を向けて溢れた涙から通い始めた心と心
10
この歳で昔々の嫌なこと 忘れもせずに思い出すとは
22
薄闇に灯る一つの光だけあとは灰皿ポークビーンズ
5
やっぱりね 大谷打った ホームラン やはり守れぬ 情けなさだね
6
現実は樹海か 秋の夕暮れを ドライアイみたいにひりひりと
18
爺様が婆様の手を取り歩く姿さながら絵画のようで/眼科にて
28
道端で 鳴りし警報 驚くも 揺れてこないが 心が揺れた
11
待ちわびた彼方へ伸びるホームラン ダイヤモンドにきらめくGOAT
4
ところによれば棋士は言う すべての駒は守りにも攻めにもなれる
4
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