樹木葬の誦経(ずきょう)零れる垣の縁(へり) 見知らぬ御霊に頭(こうべ)を垂れぬ
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夕月夜 我が道標(しるべ)となれるなら 今命ある ことの嬉しき
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新入りの 野良が気に入りそうな箱 置いてオープン 縁側民泊
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蝶ふわり山の稜線辿るよう草木藪花滑(なめ)て飛び去り
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暮六(くれむ)つは釣瓶落(つるべおと)しや 虫の声遠退いてゆく 深まりぬ秋
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秋すすみ疼く奥歯よ 若き女医の細き指して 我を操り
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いざ進め!緑の鳥の名のもとにポーン勇ましコーレ・システム
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夜空には 明け・宵の星 輝いて Venus(ウェヌス)女神が 微笑んでいる /金
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久々に訪ねた園庭(にわ)は秋の色 まっ青な空 柿も食べごろ
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ミルメーク溶け終わるまで二十秒甘い気持ちで恋をしている
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像ふたつ 結ぶ 湖面を光子跳ね ひかりの中にそれぞれの朝
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丘一面コキアとコスモス赤と黄色(きい) ベストショットに吹く風やさし
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肌寒い 上着きてみる いや暑いんかい 秋のお決まり 贅沢な悩み
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満席に実る柿の木へ夕日 世界を踊らすミラーボール
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夕映えのオレンジの川滔々と名残つきせぬ暮れの煌めき
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読書灯光った文字の向こう側死んだ誰かの生きた言葉で
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このゲーム 目押しじゃなくて オモロイな ハイ次俺な リズム天国🎵
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味のない 野菜炒めに 味ぽんを 好きなだけかけ 食べる幸せ
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採血の絆創膏を剥ぎ忘れ独り暮らしはそんなもんだよ
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妻が植ゑ収穫もせし甚五右ヱ門。その芋鍋を我は食ふだけ
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見切り品冷やし中華は売れたよう十月半ばで二十七度で
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バッと背を向けて溢れた涙から通い始めた心と心
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この歳で昔々の嫌なこと 忘れもせずに思い出すとは
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薄闇に灯る一つの光だけあとは灰皿ポークビーンズ
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やっぱりね 大谷打った ホームラン  やはり守れぬ 情けなさだね
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現実は樹海か 秋の夕暮れを ドライアイみたいにひりひりと
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爺様が婆様の手を取り歩く姿さながら絵画のようで/眼科にて
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道端で 鳴りし警報 驚くも 揺れてこないが 心が揺れた
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待ちわびた彼方へ伸びるホームラン ダイヤモンドにきらめくGOAT
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ところによれば棋士は言う すべての駒は守りにも攻めにもなれる
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