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三姉妹 孫たちお嫁に いくときは じいじはきっと 涙酒かな
26
塩鮭のカマ こんがりと焼きほぐし 食欲無き日もこれさえあれば
23
入札の 札入れ額に 悩みつつ 取れたらどうする 人のやりくり
20
人権が 存在しない世界線 女郎女郎と 云うなよせんせぇ
13
喧嘩した次の日チョコで機嫌取り?妙にこなれて見えてムカつく
1
女郎蜘蛛 糸
手繰
(
たぐ
)
られて 身受けより 愛した
男
(
ひと
)
と 逝くもしあわせ
15
汚れても良い服で来て 嘘が下手な私を強く抱き締めてくれ
7
土の質にもブレず 純白を咲く 柏葉紫陽花 垣根を越へり
28
づけ鮪麦飯にのせ海苔ちぎり 刻み茗荷を簾に見立て
24
感情で 叱る度合いを 変えるなと 己を叱る わが親心
18
上
(
かみ
)
に立つ人の慎みありてこそ
下
(
しも
)
もならひて德は厚けれ/『論語』學而第一の九
7
醸成する 未来の残像 どこまでも はるか先には 妖精の爪先
5
思い出す団地の裏のすべり台幼い自分はまだそこにいる
16
「喪服なのでサイズ大きく作ります」
(
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし
)
人の命の 惜しくもあるかな /38/100 右近
12
無禮
(
なめ
)
られず學びてしなやか
忠信
(
まじめ
)
なり
朋友
(
とも
)
の
長所
(
よき
)
みて
疾
(
と
)
く省みる/『論語』學而第一の八
6
仕事など みんなのためと 偽善でも やってみたれば うまくいくもの
15
山を越え 街の人なる 熊さんと 前から友よ 疲れた瞼
13
その列に 声を張り上げ 手を振って 崩れゆきたる 歴史の習い
14
半年が 過ぎる早さに 老いを知り 梅の如くに 熟す吾なり
13
踏んじゃった 宮の入り口 青い実を 悪気ないけど 心ざわつく
15
俺は俺 好きか嫌いか それだけだ ひとりになるよ 望むところだ
5
賢
(
まさ
)
れると
目上
(
かみ
)
と
朋友
(
とも
)
とにすなほならば學びずてふとも學びたりとす/『論語』學而第一の七
8
権力を 知らぬ存ぜぬ 国なれば 核3発で 掃除完了
10
私とは既に死であり無であると思うことから今日を始める
14
あの頃の疑問が解けて思い出を忘れていいと思う解放
12
特大の願い聞くよりアポロ買う 手のひらサイズ 約束守れ
4
郭公
(
ほととぎす
)
過ぎゆく方に待つ人も一声聞きて
寝
(
い
)
ねがてにせむ
9
春雨と粉末スープ乾燥の味噌汁の具に卵と熱湯
2
學校の英語は無駄といふ人のまともな英語見た
例
(
ためし
)
無し
12
体操着ベランダ干されし家は新築 足元の巴波川ゆるる鯉二匹
5
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