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片親ペンギン パスワード違うために一羽 陽の照るときになく
9
食事中スプーンは宙にとどまって
眼
(
まなこ
)
は泳ぐ待てど来ぬ揺れ
19
クラシカルな 雨模様の中 歩いてる あの目に映る 全ては黄昏れ
5
青空の下に秋枯れ桜の葉黄に茶に染まる秋ぞ美し
5
目は見えず耳遠くなり膝痛む 何だかんだで大人になったね!
26
初物の柿を食べつつ食卓にふたきれの柿は残されてをり
12
ガラス器に水を湛えて落ちた花浮かべて
亡夫
(
つま
)
と秋をたのしむ
30
壺に生け卓に飾れば秋香る星のかけらの如き花落つ
25
咲き誇る
木金犀
(
もくせい
)
切りて呉れし
デイ友
(
とも
)
甘き香りに酔いしれる午後
21
創作の手前に生活 ギターの前に買う歯磨き粉
6
左耳 キーンと鳴れば 声までも 耳に響いて 大きく聞こえ
5
失敗を 重ねていずれ 成長し 楽になるには 道まだ半ば
5
事細か ルールを決めて 守るよう 厳しく指導 人権もなし
4
考えず 言われたことを していれば ストレスもなく ゾンビーのよう
5
目薬を したかしないか わからずに 夜中に起きて 目薬ポトリ
6
年取って 新しいこと 学ぶより だらだらしたい いつものように
6
なんだって 地震速報 間違えた 千島列島 日本じゃねえよ
6
金のため 魂削り 生きてゆく うまくやるのも やり方次第
5
言の葉は空気に触れて過去となる 対処こそすれ思い悩むな
14
援交をしてる娘を叱ったら開き直って「家でしてやる!」/ほのぼのファミリー短歌
9
ズキズキと 痛む関節 原因は 何かと昨日の 記憶を手繰る
7
給料を 下げると言えば 遜り 言うことをきく 雇われ人ら
4
権力が 人を操る 愚かさに 人は気づかず 抵抗できず
5
ニッポンの 人口
1
億2千万 出会うこと 家族になるこそ 奇跡そのもの
15
息切らし 発車しさうな バスを追ひ 止めてくれるか 行つてしまふか
28
AI
が どれだけ進歩 しようとも 人の感情 制御は出来ぬ
30
金秋や 腹回りだけが成長期 ズボンの裾の詰めの甘さよ
15
琥珀色 素直なリンゴ鍋の中 角と季節に許された秋
6
ふわふわと冥土の旅か秋の蝶破れた翅をいたわるように
29
オルカンに夢を託して
四年
(
よとせ
)
経ち梨のつぶてか実りやいかに
5
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