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法被着た同級生のりりしさよ 還暦過ぎてもあだ名呼び
10
吹きと吹く 色無き風色 ロゼ色に
彩
(
さい
)
しく染まる 秋のアートシーン
10
タイヤ城 広告募集の白 並走し 映し出される 情けない人
5
靄
(
もや
)
かかる 空に溶け込む 山並みも 背を急がせる 調べ連れたる
16
石だたみ上りきったら蕎麦二枚馬籠の坂よいざ迎え撃つ
28
換毛期 秋の深まりゆくしるし ねこの水皿 抜け毛が浮いて
21
送電線の 上を歩いて 行けたなら 迷わず行ける 君の家まで
16
人はみな心に夜叉を薪能 面(おもて)の奥の涙は知らず
10
海鳴りは地球の鼓動波枕 闇の底より夜を震はす
3
てのひらをなぞった「すき」の二文字は僕の目だけに灼き付いている
6
夕闇にいのち繕ふ蚊喰鳥 生くるはいつも綻びながら
3
サイレンが 走り抜けていく その度に あの日の私を 目が追いかける
11
今朝もまた秋を見つけてみうみうとススキ穂になる猫のまなこは
21
いつもなら夕飯使い優先の忘れたひとつで久しゆで卵
16
秋晴れの光あつめて咲く秋桜君のまくらべ灯しにゆけり
18
鮮明に残っていると偲ぶのは 機械の音が混じる声
4
「嫌な街」 ネオンに光る十字架に 俯く影が白々しくて
6
街にでる いつ以来かな 賑やかに 道ゆく人は 動く無機物
8
偽りや まやかしだらけ 人の世は こんなんばかり なのかしらね
#
外界のつぶやき
7
統廃合された母校は今ホテルあの日の教室今宵の寝室
8
平安の世ならわたしは美女のはず バズるはずない自撮り、のせます
25
朝夕に 遠くより聞く 鳥の声 愁い帯びつつ 凛としており
16
秋祭り コスモス笑う 子ども
達
(
ら
)
と こんな平和が 続きますように
16
𝔎𝔞𝔦𝔰𝔶𝔞 𝔡𝔢𝔥𝔞 ℜ𝔬-𝔪𝔞𝔧𝔦𝔲𝔠𝔥𝔦 𝔥𝔞 𝔄𝔱𝔞𝔯𝔦𝔪𝔞𝔢 𝔚𝔞-𝔭𝔲𝔯𝔬𝔰𝔞𝔫 𝔥𝔞
𝔖ℭ𝔄𝔓
(
𝔰𝔲𝔨𝔶𝔞𝔭𝔭𝔲
)
𝔥𝔞 𝔨𝔞𝔫𝔞
(
会社では ローマ字打ちは 当たり前 ワープロさんは
SCAP
(
スキャップ
)
派かよ
)
2
すきでした。すきです。今日も。まっすぐに目も見れなくてぽつぽつ揺れる
6
東からまっすぐ青を割り進みヒコーキ雲は西に溶け消え
22
「二人です」 店員さんに指を見せ 心の中では「ピース!!」とささやき
7
作物が収穫されて葉も枯れてアースカラーになってゆく秋
20
最初でも たぶん最後でもない恋を これしかないと信じられたら
5
幸福ももちろんあったただいつも私の横は空席だった
10
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