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川床の黒と茶色に白石が緑の沢へ透く郡上かな
19
鉢が満ち花も揺れ立つ様を見て笑む君だけを見たくて育て
20
木漏れ日の真下で涼む遠き日が揺れる酷暑の川の瀬暑き
21
水をやる花へ夏陽が降るテラス今の心を愛しアイス乞ふ
15
去り行けど笑顔の種を蒔く道へ背は振り向かず歩み乞ふ笑み
14
虚ろにも ふる里にある 吾となり 愛しき者と 戯れる日々
13
言の葉を信じて頼り人類が選びし人は独裁者かも
16
清らかな瀬で鮎を釣る前の夜は熱き湯舟へ心鎮めり
15
ジーパンを履き軽石で磨る風呂の水は今だけ青春の色
15
あちこちに一人で場所を取る鮎の釣り師へ抱く体は一つ
14
ラザニアをガザニアと言い違ふ吾と君笑む花が厨に開く
16
ボク帰る 遊んでくれた カップルに マセガキが言う 黄昏れの土手
4
夢にすら会えぬ父母覗きしか高々と
上
(
あ
)
ぐ同じ花火を
23
先生が 生徒に拳 ぶっ放す 時代が変わり わが子わが親
9
心地よい実家で過ごした代償がデジタル表示体重計
17
道端に 見かけぬ草が 軒伸ばし 還暦過ぎて 新たな世界
14
茨城の偉人といえばこのわしじゃさあさ助さん拡散しなさい
9
邪
(
よこしま
)
な 軍事武装に 糞食らえ
人気者
(
進次郎
)
には 背く風無し
8
熱帯夜青さを忘れた 君の白 昨日の夢が睫毛に絡む
7
有りもしない 君と私の 赤い糸 信じて、握って、 春を待ってた
20
風涼し暑がりな身は助かるが地球の
体調
(
からだ
)
崩してないか
11
EUと 気候変動 共有す お互い様は 世界を巡る
9
君が飛び降りたら僕は受け止めて潰れて死んで忘れさせない
7
この世界すべて数字で表せて ぼくはあなたを素数と思う
8
先達は 濁り水でも分け合って しのぎたりける 日々の暮らしを
11
貧乏と 孤独と不幸 その全て 私のせいさ 嗚呼ありがとう
5
直向
(
ひたむ
)
きの 幕末志士ぞ 羨まし
空
(
から
)
に生きたる 我なればこそ
3
温室の青きバナナは鈴なりに故郷の空へ房ゆるるなり
8
寅さんの「それを言っちゃあおしまいよ」聞いて頷く我も俗人
16
劇場のエスカレーターで落とされ溝に詰まったポップコーン
C
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