Utakata
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Yukino
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雪と冬と儚いものが好きです。ちょっとイタいくらいの詩を詠むための場所。
2024.4/11
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あなたの手、展翅しピンで枠に綴じ真綿で包んでしまいたい
10
選べない!優柔不断もわけがある あなたを選ぶためだけの
空白
(
から
)
5
マニック・ピクシー・ドリームガール
(
夢見るみままな理想の乙女
)
よ どうか私を宙ぶらりんに
3
pierced・earrings
(
ピアッスド・イヤリングス
)
ただ飾る耳朶 潤む瞳を忘れたままで
5
寒い冬 思い浮かべるやわらかな 湯気とわたがし線香の
煙
(
けむ
)
11
金木犀 金と木、
犀
(
サイ
)
とか書くくせに
柔
(
やわ
)
く無欲な君に似合うね
7
スカートが冷えて氷塊 歩を進め 膝も心も砕けぬように
8
氷片の鋭いところに貫かれ 腹を切るよりふかいところを/
雪白と切腹
(
せっぱく せっぷく
)
7
口げんか 噛みつききゃんきゃん吠えるとき ふと思う犬の血流れてる?
5
くちびるに くちづけおとす それだけで ぜんぶ壊れてまるで臨界 /【デーモン・コア】切腹へ
6
愛嬌でギリ生きてるとこあるけども 欲しくなかったよドジの才とか/怖い人が笑った日
8
遅くなる 人を待ってた鍋を煮て 肥えたマロニー 冷めたナス \ 店屋物のしめさばに負けた
7
彼と君 冬と朝焼け積み重ね わたしの大切。三十一字/ まるで棺桶
8
あき
(
秋
)
っぽい あなたのことだ寄り道をしていつものように遅れてくるの /例年通り(?)
13
ひいふうみ 指折り数え リズム、文字。 まるでワルツね
踊ってくれる
(
Shall we dance
)
?
9
電車のさ 低いつり革も高いなあ 寄り添ってくれても結局これか
6
夏の海 見るたび愛しいあの子を思い 彼に焦がれて待つ秋の夕
9
なにもない からかよけいに考えちゃう あなたのこととか
将来
(
みらい
)
のこととか。
9
SNS 疲れ?かもしや 離れるか されどUtakataは別と言い訳 / だれに?
9
ほら私 耐えてみなさいこの程度 鏡に映る私は勇敢
6
ぬるい雨 ときには叱咤におもうけど 違うよきっとこれは激励
9
例えばさ 愛が固体になるのなら きっと君に似てキュートでもろい
6
いたいくらい 会いたい貴方っていうじゃない? 停滞してる既読のLINE
4
泣き疲れ 泥のようには眠れない 「
泥み
(
なずみ
)
」を説いてる あなたがすきだよ
3
わたしのポエムのレシピはね 甘い言葉とスパイスに、ひとさじのだけのだいじな厭世
8
どしゃぶりの心に反して晴れ模様 もうじき雨の季節が来るよ。
10
ラムとくり 小高くそびえるあまい山 フォークで崩し、野原にしていく
7
柔軟剤 変えたその日は慣れずじまい 知らない香りにドキリとする春
12
葉緑の 木から舞い散るうすももは 大人の童心暗示して
7
君に彩りを与えるものになる たとえばコーンスープのパセリ
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