水温む 川面に漂う花筏 少女掬(すく)いし 桜花(おうか)惜しみて
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戻らばや花かんざしの童女(わらはめ)の姿包みし春の夕暮れ
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雨風(あめかぜ)は今がピークかお勝手でじきに帰るだろ家族を思う
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汝が心鈍き我さへ絆しけり満てぬ思ひを独り見つめぬ
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春繰(く)られ 桜が若葉 宿す様(よ)に 君は変わった 遠い日の歌
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なにげない"I LOVE YOU"が歌になり、星になり、もう取り返しつかない
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世の中に 無駄なんてものは ないんだよ 無駄を愛でる なんてのは無駄か
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平日は RTAばかりの 毎日に 飽き飽きとして 風来のシレン
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価値観で測れるものか人と人あなたとわたし心が遠い
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別れとて黒・黒・黒に囲まれてもう還らない君の笑顔は
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暑くなる予感の朝や紅ツツジ 花見の風邪の癒える間もなく
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あんなにも有名なのに絵も知らず初めて会った今日ハナミズキ
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週末のアイロン作業は捗りぬ 「ながら曲」にはボサノバが良し
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湖畔へと漕ぐ君越しに空仰ぐ燕群れて此処へ戻る
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割引をさせまいとの陰謀か 一向に開かぬエネオスアプリ
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冬物の羽毛布団を一抱え 丸め押し込むコインランドリー
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この頃は ついぞ見かけぬ カマドウマ 何処に消えたか でもホッとする
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昨晩の おかずがぼちぼち あったから 朝からガッツリ 天丼食べたった  
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「ただいま!」と母に抱きつく一年生 登校三日目 桜満開
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仰ぎ見る帽子攫(さら)われ花嵐歯抜けた前歯尊しとなす
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色眼鏡外してごらんあの人は幸せそうに笑っているよ
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原初の火 確かに皆にあったもの 再会は直ぐ 思慮の三歩目
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原初の火 今に灯台の比喩を為し 消えかけた君の世界を照らす
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4・5月に 長い連休 なき時代 お祭りに行き 広場で遊び
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私はソメイヨシノと声上げる高速道路の雑木(ぞうき)の中で
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春真中(まなか)昨日の雨から顔を変え 夏日迎える静かなる朝
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雪吹雪 こだま返らず 冬の夕暮 独り影 雪の足跡  振り返り
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ナッパ服袖とおしたる若き日よスーツ姿に制服を思う
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草原に 寝てる俺には あたたかく 進む俺には 風は冷たい
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冬の日の 天空架ける かずら橋 凍つ山おろしに ゆらゆら揺る 
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