終末はおちてきませんまたけふも見つめてました空にどうして
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冷えた心を温めんと熱気の中 不安に痺れる肚の内を持て余している
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失敗しそうな様子見て やっぱりと分かっていたように傷を慰め
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自分の心の中に入りたい いつも寒々しく湿った世界に
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Reutersを 読んだスマホを 下に向け 紐の解けた 靴を照らして
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待ちわびた息子に会うための旅支度会ってしまえば泡沫うたかたのごと
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闇の夜 Reutersを見て スマホ閉じ 腰を屈めて 靴を揃える
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外に出ると、頬を伝う水。ロマンチックじゃないほう
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プロフィール欄でいっきに共感が離れるように失った恋
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風はなく 西指し示す 風見鶏 明日あしたへ向かふ 陽を見送りて
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いじめみて いじめられっこ よわければ いじめにまわる トランプ性悪 /ウクライナ援助停止 ガザ配給地銃撃黙認 イラン爆撃相乗り
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反社会勢力キャラが好きとかじゃなくてそいつの生き方が好き
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酷暑から冷房へとまたピストンす 体内センサー 疲労骨折
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おたけびかおたけびじゃないかを競う変声前は知っていたこと
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七だった確かにきみは七だった数えられると知っていたなら
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ポテトである可能性を捨ててまでサラダを食べるくらいの大人
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スエズからパナマにかけて線を引くことさえできてしまった机上
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水だって生きてるんだということばから始まったディベートのあと
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やあ、空気。何をしたっていいんだよ。見えないからね見えないからね
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暑いとか熱いとか厚いとかには還元できないアツさ in ミー
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目を開けてそこが倉庫と気づいたら怖い怖い怖い怖い怖い怖い
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春が来た、7月なのに 天体はきっと不思議な軌道をしている
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ほんとうは赤いランプが点いてても進んだっていいひとの集まり
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山の井のむすべば濁りまた澄みてかでかたぶく夏の月影
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契りだけ 死なない恋の 行く先は 頬寄せた記憶 ハンドルを切る
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探し物やっと見つけて安堵するも心の隅でまだ探してる
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三錠の胃薬と無線イヤホンが私のお守り下界 A GO GO
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礼文島 澄海岬に 見る海の スカイブルーに 溶け込む自分
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なんばんきび 皮付きのまま レンジ5分 蒸らして甘々 おやつこれだけ(満足!)
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花屋前 トルコキキョウ 抱きかかえ 白のワンピに 溶け込む夏日
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