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皆さんの
三十一文字
(
みそひともじ
)
で 励まされ 今年も感謝 良いお年を
38
一日中ヴィックスドロップなめている 喉カユやっつけ もう
一頑張り
(
ひとがんばり
)
16
二〇〇ミリ酒飲み干した年の暮れ空きビンに見る使い道たち
8
公園を通りかかると鮮やかな赤が賑わう山茶花の木々
17
我若き 頃に試用で 切られし社 晦日で見たり 未だありきを
9
古守り 返しの
途中
(
みち
)
の 教会は 変わらぬまでも 活気失くせり
14
はしるはしる北風小僧 冬型の 富士ゆきとばせ 屋根まで飛ばせ
13
人波をかき分け泳ぎ続けても岸も浮き輪も見つからぬまま
8
花を持つ人にドラマを感じては意味なく花を買ってみた夜
12
飲み込んだ言葉が水であったならいくつ砂漠を越えられたのか
12
髪にあのやるせなさごと乗せたまま私を切って捨てられたなら
6
ぬくもりの中の冷たさ チンをしたおかずのひんやりしたところ
6
新しい命のことを聞いた日も一人私は逆らっている
7
大勢のいる駅のホームできみは誰よりも元気と泣き叫ぶ
5
私の日常に
短歌
(
うた
)
が生きる それはもう当たり前のこと/皆さん、良いお年を
28
年越しをこんな切なく思うのは
貴方
(
きみ
)
の笑顔を失ったせい
17
透明で 清潔な風 にほんばれ しめ縄ほどく心地がして
11
さようなら! 愛したすべて まっしろな水平線の先で会おうね
13
濡羽色文字と文字とをみくらべる
教室
(
へや
)
の顔々ごと雪は降る
7
くだらないことなど今日も言い合って暮れる年の瀬明日も変わらず
16
大晦日風呂場とトイレいつもよりきれいにしても吾が使うのみ
17
味濃いめの幕の内を抱えつつ青空と上るあざみ野の坂
26
赤Tの子らが裸足で寝転がる寺の石床 神々笑う /シンガポール
14
窓拭きの仕上がり満足したことなし何なら前より汚くなってる
22
買ってすぐ はらりと落としたパンケーキ 砂とバターの味を噛みしめる
7
暮れなれば
終
(
つい
)
の旅路のひそやかに
空蝉
(
うつせみ
)
のごと月は
朔
(
ついたち
)
19
とりあえず何はともあれ大晦日一年分のお疲れさまを
33
具の好み予算が許せば出来合いのおせちで済ますも有りと思えり
17
ハム煮しめお蕎麦をやってかまぼこを切って重箱椀を大晦日
16
よきことを
佳
(
よ
)
きこととして謳うこと モノクロームのマジックミラー
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