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月の灯に白さ消ゆれど仄蒼く道を示せし雪柳かな
27
興味抱くモノは調べて読み学ぶわが身と人の明日の光影
20
Hey Siri 今どんな気分? そうですね 今のあなたとほぼ同じです
4
「あれ等みな毒持つ花だよ」赤、青、黄。 「先生、それは悪意でしょうか」
4
紡ぐ
瞳
(
め
)
は景色の糸で僕を織る僕を導く紡ぐ
瞳
(
ひとみ
)
は
18
花散らし 頬を撫でるあの風を 僕の手中に収めたくなり
14
いまきみのラインがくる気配がした スマホを見る今日の幸せ
9
夜桜に映えし君の横顔を じっと見つめ みたらしを食ふ
8
明日こそは花の便りを掴まえに南下してみる北国の春
9
「ありがとう」デカフェの甘み溶けだして 誰かに言いたい今日という日を
26
払うべき自動車税を払わずにファミチキを買い満たされていた
9
遠巻きの我を
誘
(
いざな
)
ふ桜かな寄れば触れれば歌に酔ひしれ
21
繋ぐ手のひらに書かれた「いつまでも」の消費期限を知らないふたり
12
「いま電車?」 永遠に電車です 私は応答しない
3
柴負ひて山路を下る里人のしばし憩へる花の下陰
12
筏師よいざこと問はむ吉野山高嶺の花はまだ咲けりやと
11
溶けにくいコーンスープを飲むほどの寒い朝でもなくなってきた
9
垂乳根の母になりにし妻なれば若き日よりもさらに眩しき
19
春がいい 富士山がいい
桜
(
はな
)
がいい ゴルフなんかは そこそこでいい
14
リスタート、リセットにある「リ」の文字はどこかで過去を引きずる証
15
始めりはいつでも誰かの終焉を鎖のように引きずっている
6
山の蔭蒼く重なる懐に一本の桜淡く
雪洞
(
ぼんぼり
)
のごと
18
妻コロナ 熱はないけど 咳が出る 休んだ方が いいよねきっと
7
熱はなし 体温計が 電池切れ 水銀眺め リアルな結果
3
自らの 信念のまま 裁くから 嫌われたって お構いなしに
3
世間には 大上段に 決めつける 頑固爺さん 婆さんばかり
3
片付けの頃合い逃し部屋の隅 放置のストーブ
今宵
(
こよい
)
火を灯し
17
死ぬことに 正解などは ないのだよ されど怪しき 自分の命
11
休んでも いいんですかと 館長に 尋ねてみたら いいよって感じ
5
残り咲く桜の腕を掴んでは放して揺らす名残りの夜に
21
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