朝の日の障子に透けるしずけさは黄金こがねのうすい柔らかな夢
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乱舞する 花竜巻はなたつまきを まん中に 子ら駆け描く 同心円や
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咲けば散る 愛しきゆゑの 儚さに 夢か現か 桜花日月
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いにしへのひじりむてふ春霞憂き世をよそに山にみちたり
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「たまに良し」ビールの泡に閉じ込めて 蕎麦を待つ間の自由な私
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昼酒の琥珀に溶ける「呑むぞ」感ハッシュタグには「#不良主婦」なり
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暑い時毛糸さわるの嫌だから束子たわし編むのは春の手仕事
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の部屋に飾られ枯れたる霞草 机上のペンの転がり落ちぬ
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反戦と宣戦布告は同じもの 般若心経 よくぞ唱えり
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今日もまた ウージンエイのドラマ見て 考察などをAIに聞く
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ねこおみず ヤマザキボウルが だいにんき かわるがわるに ゴクゴクとのむ
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六十で動けぬ吾あり七十でテキパキ動くヘルパーさんあり
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平和とは死神からの花束で一体どこから摘んできたのか
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散るを待ち契りを結ぶ 澄心と忠義の桜 千々に乱れ咲く
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コストコのレシート拾うゴールドの会員らしいシャツを買うひと
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友だちと同じ画面をみつめをり過去も未来も今だけになる
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推敲は朝な朝なの納品路着いたころには別のになり
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短歌って単価ゼロ円でも何故か啖呵切れない31文字
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ただ年齢としが増えるのでなくそれなりに衰え進む出来ぬこと増え
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きみが遺せし 山野草の鉢 其方此方そちこちに可憐な花咲かせ 想いを繋ぐ
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サーティワン 新作おもろい なんか味、夏っぽくね?と言い合いするほど
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朝早く 大先輩ら 並んでる 生きる目的 教えてヨウキヒ
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市役所の桜は少し早く咲く いつでも桜は桜でしかない
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東屋あずまやでひと時いこう花見行き先客の花びらが鎮座す
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揺れる枝ジョルノが走ったヘリの外カビに朽ちるな見晴らせ夜空
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背の低い タンポポの方を 手に持って 頑張れよって 息を吹きかけ
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やさしさを求めるだけの人だからずっと本音は言えないままだ
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辛ひ時 腹の底から 絶叫を上ぐる代はりに 三十一みそひとに綴づ
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かなしんぼですかという解答欄に「常にそう」と答えたい猫もいないおるすばん
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葉桜の 横にハナミズキ 「まかせて」と  次は私と 言わんばかりに
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