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松茸を食せば秋と云うならば去年の秋が吾に来てない
11
年老いて 研修受ける 身になって 重いミッション 過酷な使命
3
半袖で街行く人も減ったんで漸く秋だと思う日が来た
6
身も知らぬ 人の手握り ゲームする 大人もこども 研修の日
3
まあこんな人生も悪くないねと包み紙を取り月をほおばる
12
ネットなど 頼らぬように 理想だが すべての人が ネット中毒
2
美しい 空や音楽 あればよし 生きてゆくのに 宝は要らぬ
3
生きてゆく ただそれだけで 望みなし ほんの少しの 愛をください
2
研修も せっかくだから 口開き 知らない人に 声かけてみる
2
65
のゴールポストは動かされ
75
まで働かなくちゃ
18
世の中は いくつになれば ご隠居に してくれるのか 金がなければ
6
イソジンで なんとかなった 研修を 無地乗り越えた 飴ちゃん舐めて
3
風はもう冷たく 君も もう遠く また一つ散る 木の葉 言の葉
14
梅地下で
エッグマフィン
(
朝マック
)
をほおばった あの頃はまだ新入社員
15
この地獄 なんとかせんと 身の破滅 上手くいかねば 万事が窮す
4
うむむむむ 残ったカードは ブラックJ これを捨てなきゃ 終わりは地獄
3
窓際のブロック塀は猫の道いつもの猫と暫く見合う
12
ウクライナはドローンでロシアに反撃す 若くして逝きし特攻兵よ
9
夏空に いつかの君を 感じては うつれる秋は なほうらめしき
9
両の手に余る おっきな梨を切る 梨はあきづき りんごは ぐんま名月
15
一枚の 写真に想い 巡らせて 会えると信じ アルバム整理す
24
スクランブルすり抜けるごと得意げに飛んでく蜻蛉あきぞら高く
25
カウンター 花器に一輪 秋バラの 香りをつまみに バーボン含む
34
頂上でまみえる僕らあんなにも無縁の生を歩み続けて
12
本当の幸せなどと君は言う嘘の幸せでもいいじゃない
5
異常気象と 言えど
暦
(
こよみ
)
に
逆
(
さか
)
らわず 君との
間
(
あいだ
)
に 秋風が吹く
14
寂寞の瞳を伏せて群衆に溶けて消えゆく友無き少女
10
風ひとすじ 芽を撫でてゆく夕まぐれ 明日を知らぬやさしさのあり
19
庭の隅 見つけた
夫
(
きみ
)
の
花鋏
(
はなばさみ
)
泥の深さに歳月想う
33
峰々の色づく秋は
紅
(
くれなゐ
)
に水くくるらむ天の川浪
13
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