自転車も 車も僕には 速すぎる 降る花びらが 如何いかに見えるか
7
校庭のソメイヨシノも静まれり学科授業の開始を待って
22
春山の 色はにぎわい 気はおどる  消える屈託くったく こころざし
18
ゴミ箱の設置義務化で解決と誰も思わぬ渋谷のポイ捨て
7
想ひ出も春の嵐に散りゆけばコート脱ぎ捨て光纏はむ
25
夜を裂く百足起こしの春雷よ何もせぬから刺すなと告げて
27
冷蔵庫グァングアンと喘いでる そろそろだよねよく頑張った!
31
ほろ酔いの花渦まいて桜みち春の嵐に蒲公英の咲く
17
はな咲くも 風雨が散らし 形無かたなしに  憂世うきよを写す 春嵐しゅんらんの候
19
今日もまた ウージンイェンとミハルコフ AI相手に話が弾む
5
雨の音 煙るにおいと甘い味 みんなわたしを気にも留めない
9
春雷が百足の季節告げてゆくびくびく眠る夜がまた来る
25
春風の二十度に耐え雪塊ゆきくれの汚れ汚れて名残りの冬の
31
性格で選ぶと言ってブスを振ったこの残酷さに自分で酔ってる
11
咲き満ちて 零れんばかりに 麗しき 風と戯れ 散りゆく清さ
10
氷の張った沈黙を今愛で溶かして ぐらつく足元抱いて支えて
7
葉桜に感謝をしよう花びらをつまむ指先おでこに触れた
19
雷が家の真上で鳴り響き春が終わると宣言してる
26
本来の 役割果たせず やさぐれて フテ寝している エアロバイク 
11
陣取りゲーム 妻の寝相は ダイナミック ぐっすり大の字 僕はだいなり
6
禿げネタの川柳がまた入選して夫に感謝今日はごちそう
15
出ないときトイレに入って気張ったら便は出なくて短歌が出たよ
11
一夜だと思い出だよと騒ぐ人そのエゴがにじむ民泊トラブル
5
世が世なら勅撰集に載るはずの吾輩の歌貶すの誰だ
10
一本の 乾いた心に 一本の 煙草の煙で 潤いを差す
6
心地き湯加減に包まれし宵 一日ひとひの疲労 心労かす
28
いている 駅と心の 方方ほうぼうに 「広告募集中」の広告
6
光とも 影ともみえる 横顔に えくぼみつけた 半分の月
23
まだ咲いてる桜見つけたもう一度花見がしたい春雨あがれ
11
水泡みなわこそ逢瀬のごとに透き通り 壊れぬうちに君を忘れむ
21