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宵祭り神社の隅に寝入る子は父の背にゆれ笛の音の夢
25
青く咲き赤に染み青見せて閉ずサフィニアへ吾の心は蕾
14
yamaa
5
これ以上床に増えない長白髪 向かいの椅子に坐す伽藍堂
8
東雲の 朝日を眺め生業の 段取り描く今日が始まりぬ
18
捨てて来た 奴らのことを 思い出し 捨てて来たのか? 捨てられたのか?
4
「五キロ入り三千円は良い」美味し夢一つ抱き買うななつぼし
16
挿し木せり箱根ウツギに自転車で峠を登る十五が浮かぶ
17
鮎釣りと短歌と君に二日ほど夢見て寝れず吾が名は睡魔
10
御自分を万能薬と疑わぬ 毒とも薬とも縁なき方
6
朝焼けと夕陽へ馴染み穏やかに時が流れるマリーゴールド
14
トントンと肩を叩いた吾に父が笑む遠き日の在りてしあわせ
17
オムレツに、サルサソースのハート咲く。 作り手見つめ、スプーンで裂く。
6
ふて寝する 俺に気が付き 子どもらか いたずら顔で 乗っかってくる
4
土手沿いを駅まで急ぐ我も血となり血管を行くごと走る
13
頬つたう 別れの涙を 流すには ウチのシャワーは 水圧が過ぎる
3
植物の形が消えて泣く人の心は永遠に輪廻して行く
17
地に降りて海へ行き着きまた降るを繰り返す水たまに怒鳴れり
11
稜線の斜面に村が 在り道に 車など無く 美しきかな
10
真珠めく 夏の武装で 光る頬
3
涼風を 呼べばもれなく 虫も呼ぶ
4
「単3の電池が切れた」だけでいい。君の話が聞きたいんだ。
4
雨を飲み 昨日の色を 花捨てけり
3
うまくいく そんな2人の歩く道 追いつけられたら叶うかと。
11
薄衣 夢で逢わんと つま結ぶ
4
懐かしき カレーにミンチの
実家
(
ウチ
)
の味 遊び疲れた 夏の帰り道
5
議論など 始まる前に
終
(
しま
)
いあり 騙されつつも 側に寄り添い
13
不愉快な 駄句を生み出し この場所を 貴女だけには 見られたくない
9
甥っ子も 久々なのに 家じゃない 所で会うと 最初気付かず
7
人肌に 抱きつきたしと 願うだけ 誰にも聞こえぬ 咆哮をする
7
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