Utakata
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外並由歌
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24
星落ちる絵本のような霜の咲くフロントガラス 朝の夜話
8
交差点 歩行者信号あけを待つ気怠い憩い 夜のつなぎ手
9
バス待ちの黒を基調にさまざまに佇む姿は雑誌の見開き
8
通過します 憂鬱乗せる箱なのに朝日の影絵ただ美しい
15
「これからは一人で生きていかなきゃね。」二歳のわたしと手を繋ぎながら
6
辿り着く日々の折々だけをみて この灯火が照らす足元
8
「うそつきとばれたくないの。」いとけない私が言った。怯えて、泣いて。
8
理解とは「理性で分かる」ということで こころは未だ無知のただなか
10
とじかけてためらうような鹿の声 問われているのは心残りか
10
あと何を、私の何を差し出せば。あいつを正してやれたんだよ、クソ。
8
かさならぬ音に気づいて石畳なき
途
(
みち
)
こそが子らの遊び場
6
血の枝はひきひろげればそこにある 昨日の鶏にもこの下唇にも
7
冬鳥に幾里歩けば還り着く傷つき痩せた秋の足でも
8
冬鳥の空と水面の暇にて地を踏みしめるもみじ葉の赤
7
人が為こと幸くあれと
呪
(
まじな
)
ひて こと裂く痛み我を
詛
(
のろ
)
へる
7
まっさらに辿る誰かのはつゆきを留め歩いて重ねる愉楽
6
目を閉じて悪夢のように押し流す 嫌いになってしまった夏を
4
穏やかに記憶の箱を叩いてる、私を救ってた頃のあなた。
5
《おことわり》今現在、もう貴方では私を救うことはできません。
6
遥か未来、あなたが「なぜ」てくれるなら 海辺で死んで化石になりたい
5
色を
退
(
ひ
)
く つまむあなたの指先もこの指先も同じ粟花
3
まあなんか、切なくなっても夢なので。寝ても醒めても手に入らない
9
辛味とは怒りの力 この日々を私はずっとやり過ごしてる
1
君がため春の音に宛ててうたを告ぐ 宵にもステップ踏むカルセドニー
1