とんび舞う 天 高き空 独り占め一鳥じめ 榛名はるなの山は 木枯こがらし間近
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晩秋に三つ違いのいとこの死 生きてるうちに顔見たかった
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三日月が 絵本のように くっきりと 秋の夜空に 弧を描きけり
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お土産で自分で買ったケーキ食べ 明日は「誕生日ケーキ」が要るよ、と念押し(笑)
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うちのは 枯れた猫草ねこくさ かじります(笑)しんせん新鮮なやつがあっても べつばら別腹(笑)
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チャルメラを固めにうでてお湯を切り ごま油かけ油そばにす
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秀吉が淀君侍らす様似たり ちょっと微妙なトランプ夫妻
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とか言って せなをまるめてゆびをもむ 湯豆腐恋し熱酒恋し
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おう来たか久しぶりだな冷た風 背筋凛とし胸はる我ぞ
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ほとけの間枯れた菊の葉ムシャモシャと齧る愛猫どや顔である/最近とみに奇行が多い(笑)
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虎や虎 いかなる御手のたわむれに の下闇に置きたるこの
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虎よ虎 藪の闇間にまぎろいて その驚異おどろきの現れなるか
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ネズミの絵すべて厳しく取り締まるウォルト・ディズニーせこい仕事
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横にいる 可愛しきみの 寝顔見て まどろむ吾に 朝陽柔らか
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罪のないつもりで生きてきましたが誰かのせいでカタストロフィ
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「君の匂い」纏う香りくすぐったあかとあおすら混ざればむらさき
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膝の上撫でれば寝息たゆたうあなたの孤独を飲み干すまで
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LINEやめショートメールでやり取りす 笑っていいよおかしな夫婦
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珈琲の豆が足りなく買いに行き炒る待ち時間に無料の一杯
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2年間ブロックされた我がLINE 既読がついた誕プレなのか?/夫へ
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駆け引きばかりの恋でした どちらから連絡したっていいのにさ
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長い散歩から帰ってきたネコのひげに真昼の雪がくっついている
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真夜中のコインランドリーの床にひらり桜の花びら舞い落ちて春
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さつえい撮影より ちま猫ちゃんの ねごこちが だいじなんだよ おひざは だいじ
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いつも聴く音楽今日は封印し 風の聞いて洗濯物干す
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無事帰り ねこのぬくもり ひざのうえ おでかけてたから フミフミしちゃう(よしよし、ただいま)
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明かり消し 一人たたずむ 暗い部屋 遠く聞こえる 子どもらの声
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幸せに生きてる人らの人生に水を差すような言葉になりたい
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君にまだ 言ってないこと 沢山ある 例えば僕が 青が好きとか
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風薫る 公園前の 登り坂 花が葉になる 高い生壁
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