桜色のそのつま先に熱伝う 無邪気なふりが なまめかしくて
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曖昧な世界の輪郭 神経は痩せ細りて文学となる
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雪が降る予報 施設に母預け 少し安心している私/介護
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強風に押し戻されつ突き進む あの鳥のごと きょうも前進!
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「生きている しくみがわかる 生理学」 タイトルに惚れ買った医学書
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今日もまた日の暮れゆくをぼんやりと 五七五七七捻りなどして
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ワコールの赤い腹巻きあゝぬくい 温かさには幸せ詰まる
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足元に散る花びらの主なし どこから来たの 私は香川
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駆け抜けてきたんだ すこし休みませ お腹あたため ねこを抱いて
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清楚なる白梅の咲く高尾駅 降り立てば吹く風のかぐわ
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寝ぼけ顔 そこに大きな ニキビあり 体の訴え 連休をくれ
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鍋つかみ両手にはめてフォッフォッとバルタン星人真似てた姉貴
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税金を武器と選挙に溶かすので 働かせては働かせては
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たくさんの思い出抱えて生きていく 墓場に入りきらないほど増やして
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大寒波訪れ予報のかたわらで われ関せずと眠る愛猫(あいびょう)
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大寒は暦どおりの寒波来て 面目保つ二十四節気
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風の音 空き缶カラカラ 回る音 静かな部屋に 薄く響いて
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年取ってできなくなって困ったと思ったもんだ。慣れりゃ普通だ
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あかき花咲きぬ去年こぞまで 山茶花さざんかの切り株からは 悲涙の匂ひ
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甘やかな乙女、世界はそれだけ おこりんぼの殿方も削げば無垢な少女のかたち
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海の果て 古代の王者は巡り合う 人が造りし鉄の王者と/映画『メガシャークvsメカシャーク』
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携帯の ラジオをお供に 聴きながら ラジオ体操 足取り軽し
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思い出は思い出のままと言いつつ、ライブの音源しれっと買ってる。
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急きょ呼ぶトイレ修理もいいことに共に慌てる家族いる夜
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折れちゃった今日は母さん休みます何もしないよなんにもしない
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「まっいいかぁ」わたしの口癖きょうもまた のんびりシニアのいちにち楽し
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うんうんと頷く前に でもね…と否定 素直じゃないね あなたへのわたし
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大寒の朝に 暖房1℃上げ だあれも風邪を 引かないように
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うたた寝の 縁側には こそばゆく 押し当てられる 背中せなさな手
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腹減れば水飲み満たすやすらぎの 貧に見紛う老境に居て
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