怜梨欠
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ときなしかけるです。下戸です
http://tokinashi.stars.ne.jp/

国道にテールランプが鬱血し人体だったらとうに死んでる
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人生は食事とおなじ少しでも美味しいものを食べてたいだけ
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病院の次に大きい建物が老人ホームかラブホの町
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たぶん犬派なんだろうなリポストにいつもいいねをくれるあの人
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熱燗にけぶる眼鏡に紙タバコ迫る緋色が滲む雨音
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何もかも手遅れだろう。だとしても、ハチミツを飲んでおく(念のため)
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別の誰だかへの愛を示すためだけのいいねをもらう毎日
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年賀状と同じで僕が送るから未だ切られてないだけの縁
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この砂に数多混じっているだろうあの雨も血も僕の愛車も
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泣きながらみそ汁作ったから偉い おまえは絶対ゆるしてやらない
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六弦ではだえを作り変えていく明日はもっとあなたに近い
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たましいの質からきっと違うのだ逃げとして来世へ徳をつむ
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旅先で生きる理由を性懲りもなく勘違いして生きていく
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静止画に走るノイズのような凪、瀬戸内海の青緑いろ
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床が実は天井だったらいいのにな。いたいのいたいの、とんでいけ
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早く僕は真人間にならなければ居なくなるための努力をする
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土砂降りの雨がそこらの雑草を片っ端からスズランにする
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鉄骨で囲われたゴミステーションと僕の家の外れた網戸
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嬉しかった言葉をみっともなくなぞる深夜、鈍行、山手線。
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夏至の午後六時に外に出て歩く茹だる日差しの残り香をすう
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世界中の猫の幸せ祈る人、信用できない。だってこないだ、
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午後十時ジャングルジムに腰かけて遠くの電車が忍び寄るおと
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夜遅くにしか近くを通らないから潰れたも同然の店
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ごみくずと思われたくない穏やかに生きたいその二つだけでいい
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勝色の空に組み敷かれたままで光をめて歩く負け犬
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心理的瑕疵で片付く業界で自殺志願者として生きてく
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髪を切り世界の全てを手に入れた気がしただけの二十三秒
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人生の問二で早くもつまずいてただ俯いてペンを置いて、
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その言葉に何一つ嘘は無いと信じて生きていけたら、もっと、
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これ以上壊れるものなど何もないはずなのに踏み砕かれる日々
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