勝の彦ちゃん
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柿の実の、紅く熟れては、想い出す 遠き故郷、山の畑や。
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永遠の、眠りに着いた君が為、今朝もせめての白檀の香りを。
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静か夜は、故郷想い呑む酒に、 庭の紅葉を、浮かべて見よう。
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夏盛り、咲きし白百合香を放ち 揚羽、紋白、訪ねるを待つ。
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夏盛り、咲きし白百合、香を放ち 揚羽、紋白訪ねるを待つ。
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桜散り、舞う花吹雪どの空へ、飛びしあなたは戻らぬ旅路
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花が咲く、一つ二つと、増えてゆく、 暖かき庭、春を感じて。
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桜散り、舞う花吹雪どの空へ 飛びしあなたは帰らぬ旅路
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桜待つ、待てど来ぬ君、いつの世も、想い届かぬ春の夕暮れ。
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流れ行く、雲眺めると、どこの地へ 過ぎ去りし行く人世に似て。
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冷気ゆえ、目覚めし朝の布団から、 想う故郷、雪が降ってる。よろしく!
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栗の身の、トゲある服に、守られし、美味しく熟れて、食卓飾る。
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たわわなり、実のりて柿の紅くして 寒き外より、孫帰る頬。
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名月や、庭の小池の、鯉の背を 照らし落葉も、泳ぐ秋の夜。
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栗の身の、刺ある服に、守られし、美味しく熟れて、食卓飾る。
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時の過つ、のに比例した、様に君の事、 薄れてゆくのが怖い。
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走馬灯、巡る脳裏の、かけっこで、 今昔のページ、行ったり来たり。
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故郷を、想い出す度、君が居る あの山川や、今は無き家。
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雲に乗り、悟空の様に、空を飛び 降りてお出でよ、わたしの元へ
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故郷は、君と僕とで、違うけど、 何度も往来、忘られぬ里。
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秋過ぎし、冬廻り行き、君の棲む遥か 彼方は、暖かき、日々。
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ないてるか、笑っているのか、分からない 君の写真をぢっと眺めて。
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故郷の、墓の参りを、待っ君へ、 胸の内謝る、忙しき冬。
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遥かなり、君の棲む場所、その空は 想い届かぬ、遠すぎる街。
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肌寒き頃、12月夜半の刻、 旅立つ貴女、サヨナラ、の言葉残さず。
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冬来ぬと、目には定かに、映らねど、 肌に感じる寒き朝夕。
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穏やかさ、毎日続く、我が人生 昔はいろいろと、ありましたが! 
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私見て、しおれた花が、叫んでる わたし昔は美人だったの。
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次の世は、時間の概念無いと云う、 そうだとしたら、生き続けるかも。
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故郷を発つあのときの決意さへ、 年を重ねて、忘れてないか。
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