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枯れた声 雨に負けじと張り上げる 応援団は愛し切なし
6
夏はみな薄ら寒さを隠蔽すビートの効いた曲など流し
7
遅れたが お墓参り 小孫そろい踏み 妻喜んでね
5
今年はね期待しててねあの日から
12
(
じゅうに
)
で出会い気付けばはたち。
3
「出しすぎた」ハンドクリーム君の手に私と同じソーダの香り。
10
1Kに絶えたる自分放置さる春秋などは関わりも無し
6
萎えしぼむ何一つすら持たざりしまっさらさらの新品人間
7
壊したくないものはそっと触るだけ 扱い方を知らないままだ
8
共感ができないくせに半笑い 拳をほどくことも出来ずに
8
全てに飽きた 全てを知らないまま思う 何がそう思わせてるのだろう
9
歳時記を図書館で借り知ったこと 何でも何とでも愛でられる
5
ninge
10
炎天にろくろくびめく向日葵が人を見つけて捕食してゆく
10
旅人を 見送るごとき 心にて
暑靄
(
あつもや
)
を舞う アゲハを見ゆる
9
modor
5
mukas
7
朝晩に鳴く秋の虫告げる夏の終わり未だ思い出出来ず
5
妖精の泣き腫らした眼かもしれぬイクラを口の中にて潰す
7
改めて
木槿
(
ムクゲ
)
と知る
芙蓉
(
ふよう
)
とふ母の教えを覆す
Google
(
グーグル
)
19
テレビにて歌舞伎観ながら「音羽屋!」と急に叫んだ祖母に驚く
26
子どもはさ、うざいと思うだろうけど。叱ってくれる優しさ、気づけ。
6
手探りの 眠る言の葉 どこへ行く 波間をさまよう 脳の海原
6
あっちょっと!いま私のこと見てたでしょ!どうせなら目を合わせたかったな。
8
岸辺にて 跳ねる素兎 労われば 何か賜はむや 多くは求めじ
5
その昔 セーラー服の 少女らが 四人並んで 大島トマト🍅
23
もう知った?自分がいつか死ぬことを 麦わら帽ではしゃぐあの子は
5
時忘れ 捲る指先 今
何処
(
いずこ
)
スマホ擦りつつ 寝転がる朝
7
小食は有難きかな負け惜しみ食べ放題は見たい放題
7
腕時計十五の春にじいちゃんが黒い文字盤合格祝い
11
スマホしか 見れぬサイトの 和歌の字は 余りに小(ち)さし 目の痛きまで
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