風の音に驚くのみか雲の色虫の声にも秋は来にけり/擬古短歌
10
体型や 考え方を 変えるのも 変わらないのも どちらも難し
7
higo1
8
リアカーに 双子乗せて 駅に行く  爺ちゃんよと 母が語りぬ
4
母方の 爺ちゃん来たよ 無口だよ  うどんすする音 響く昼時
5
おまじないなのかな あの子いつからか姉さん指の爪伸ばしてる
9
サイコパス 雷鳴響き 降り出した  ピンボーン 洗濯物~
5
背の口に百円入れば動きます 日本にいないパンダのように
8
もし過去の吾(われ)に会へらば贈りたし 泣ひたあの日を慰む短歌(うた)を
30
大好きな 貴女が素でいる 環境を 作ってあげたい 頑張り屋だし
20
歌詠むは重きと覚ゆに君の歌 木陰で読めば浮雲の空
26
安らかであれと願った沈黙を想えば花が降りそそぐとか
8
玉の緒の継ぐにも細う安からぬ幼(いとけな)き母いとどながらふ
4
夏麻(なつそ)引く命いとほし思ひつつながらへば倦(う)むうつろふ一期(いちご)
7
おれらしい おれらしいのが おれらしい おれらしいとは おれのおれのおれ
5
物足らぬ 焼酎求め台所 暗がりに聞くスズ虫の声 
28
夢破る モスキートの 空襲に 迎撃の手は 空を祓いぬ
11
霧の帳 照らす外灯 虫の音に 宵の星々 舞台に上がる
6
家猫の ルーズスキン プニプニと 吾腹もたぶん ルーズスキンよ
7
幾度となく 夕陽のガンマン 見しものを  御大観たさに アマプラにて観る
5
もう二度と 会えぬあなたを思い出す 口癖寝癖 最後の言葉
10
この節に 必ず聴いた 鈴虫も 挨拶せずに 久しくなりぬ
17
紙吹雪舞い散る中で踊っても私と君はひとりぼっちだ
6
蟻ならば せっせと働き続けたかもね 甘い香りの君に絆され
8
メロディーが弾みリズムも心地良きジャズサックスにコンビニ出れず
18
ベランダを広げる台の骨を組む酷暑の汗は幸なる塩気
12
草花の傷む西日の射す右を網の遮光で風は呼び込む
14
エキナセア夏の名残りを継ぐ色が豊富で遠き恋も揺らめく
15
歩みにも 声の張りにも 吐息にも 生ある時を 如何に過ごせり
12
アロハ着て失くした恋の青春が揺らぎ彩るエキナセアかな
12