Utakata
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二四三笑
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あの俳優、何故か目で追うこと増えて そうか、目元があの
女
(
ひと
)
に似て
8
六畳の
宇宙
(
そら
)
に飛び込み息を止め ここには1人 あなたも独り
7
恋のチェス
(
カーリング
)
第8エンドを終えたとこ 君の気を引く
話題
(
ストーン
)
は尽きて
11
雷鳴とリミックスする室外機 設定温度を1℃戻して
7
内手首、
黒子
(
ほくろ
)
がふたつ腐れ縁 「蛇に噛まれた」などと
嘯
(
うそぶ
)
き
10
くる夏を、煩わしとぞ思ふものを ゆく夏を惜しむ また逢ふ日まで
11
夕立を横目に
氷菓
(
アイス
)
、咥えつつ
開
(
あ
)
かず夏期講習の
教本
(
テキスト
)
6
アスファルト 雨の
匂い
(
きざし
)
を湧き立たせ 電信柱 家まで5本
9
誘
(
さそ
)
へども、
躱
(
かわ
)
し、いなされ、転ばされ、また受け身ばかり上達する恋
10
他愛のない会話に満ちたあの時が、「他愛なく」などあるはずないのに。
10
心臓の裏を小指で
擽
(
くすぐ
)
られ、声が上ずる僕、君の前。
5
微睡
(
まどろ
)
みに追い求めた夢の残渣、零れ流れて戻らない午後。
5
ただ好きでいることだけを許してよ。他に何も望まないから。
5
君がすぐ 致死量に達してしまうから 今日もかくれて 片目ずつ見る
6
冷やされた身体が
温
(
ぬく
)
む夜だから どうせフラれるなら夏が良い
5