しとしとと 酷暑抑えて降る雨に 心鎮まり 満たされていく
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またこれね昭和のころからお馴染みの ウケの王道ツンデレ文脈
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染まり銀杏いちょうもみじの秋支度 促すようにやさし雨降る
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ルーティンを 休む勇気は いるけれど 気力体力 充電が先
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八月の静かな雨は音もなく焼けつく夏を消火していく
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好きは好き 嫌いは嫌い 単純に 理由の有無は もはや問うまい
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ミニミニ缶と お水をコップに2杯なみなみ ビール欲しいけど酔いたくない日
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お盆前 体力温存キープ しなくては もう一仕事 目の前にあり
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数年後わたしはきっと今日の日をもう一度だけ触りたくなる
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「批判マン」って怖いなぁ 他人より自分の畑を耕さなくちゃ
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森林のざわめきのした裸になり極楽の如き寝湯に浸かる
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味噌汁が待ちくたびれてしまったね  鰈の骨を避けてる間に
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夕焼けをおおう雨雲 蝉時雨せみしぐれ響く 小止みの街の十六夜いざよい
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夢の中にいるんだそうだそのはずだ 僕を見た人そう思うかな
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夢の中みたいな画質のこの空で 僕はだんだん夢に近づく
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トマト枯れ 空いたところに 半額の ヒョロきゅうり苗 植えたらすくすく
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なぁるほど リアルもネットも目立ったら やっぱり攻撃されちゃうんだね
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泣き叫び床に転がり駄々こねてそれでもわたし許されたかな
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転がりて爆発しそうな花火玉 Utakataここで息づく歌に救われ
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日常に馴染んだ光景異国人 彼らも日本を支えてるんだね
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雨音を 聴きつつ会議 白熱し 皆の眼差し 暑さを忘れ
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六つの吾待つことだけができること「ねえおかあさんわたしはここよ」
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なによそれちっぽけな罪悪感ね そんなゴミ屑押し付けないで
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この店で お昼食べるの 最後だし धन्यवादと 言ってみようか
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仲間との 静かな店で 語りあう 酒は進むも 我明日仕事
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苦しさも楽しいことの一部だったと思える今が少し寂しい
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ゴーヤーの下準備して うとうとと 炊飯器の音きいてる ねこ母(今夜はチャンプルー)
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冷房の 効いた店での おつまみは 熱々おでん 夏の贅沢
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マンジャロがいいのよという新しき友、私はもう少し頑張る
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よく食ってだらだら寝たら不意に頭痛 雨を恨むか我を恨むか
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