真夜中の揺れに思わず声出ても傍に応えてくれる人居ず
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磐(いは)をうつ濁(にこ)りの波の尽きぬ身に六字の御手(ろくじのみて)はそへられてあり
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きよらなる蓮(はす)は項垂(うなた)れ沼田(ぬた)も涸(か)れ ほろびの畔(くろ)にあおの生(お)ふらむ
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イヤホンを外しておくれ耳栓が落ちないように抑えるならば
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夕立に濡れ鼠なる手弱女に 傘さしかけどだっと(脱兎)逃げらる(信号待ちで)
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ふた文字が 言えずにめくる 言葉たち 知らずに済んだ 余計が増える
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同じ街同じ時間を生きながらふたつの影はもう並ばない
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ミンミンの声コオロギの声鳥の声トンボ行き過ぐ緑は深し/ああ豊かだ
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「かわいいね」そうでしょ?ちょっと目立つけど…ロリィタ着る日はプリンセスなの。
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朝サラダ ミニトマトなく食パンにイチゴジャムぬる赤が欲しくて
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始祖鳥が騒ぐ月夜に寝返りを打てば一億五千年経つ
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チョコバナナ フルーツ飴を 味わって 孫はマルシェを 満喫した夜
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仕事終え 夕涼み兼ね 川沿いへ マルシェで味わう クラフトビール
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雨風(あめかぜ)は 葉月を冷ます 初秋の香 速度変はらぬ 暦の時間
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毎日をただ生き延びる それだけに 奇跡や魔法を要する人種
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住み捨てし露深草の里は荒れてかりにも来よと鶉鳴くなり/擬古短歌
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過去よりも今のあなたがいとしくて両手でそっとつなぐこれから
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お茶を飲み他愛のない話をしようどんなきみでも私のともだち
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致死量の実験だとは知らせずに飲ませてメモを取る手休めず/社会派ヒューマン短歌
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ゆく夏を惜しむかのよう 夜店5軒 ちいさき町のちいさな祭り /再考
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湖の底から友が呼ぶと言ふキャンプの子らに闇の波音
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腹見せし虚空をつかむ亡骸の御霊を空へと蝉しぐれふる
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濡れ乾き 歩みはじめて気づくだろう 晴れたいからと雨が降ること
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畑(はた)仕事 終へて湯舟に ざんぶらと暮れゆく空の茜雲かな 
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友と行く 神奈川旅行 江ノ島よ  ババの形見と 共に泳がむ
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すわ大事闇の深まる丑三つの一間先のすうぴいの消ゑ
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夕立でビニール傘を買った人あなたのための屋根を連れ出せ
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日本中のお風呂あがりの人々の湯気を集めてできた湖
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