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「困るよ」と 笑う余裕を 奪い去り 底の底まで 堕ちておいでよ
5
桜では無くて汚れた雑居ビルトイレで延々洗手する
少女
(
こ
)
あり
14
昼休み。転職サイトを眺めつつ、離れたくない人を想ってる。
6
付き合いはなくとも近所の暮らしぶり透けてみえてくるごみ置き場にて
10
十年後の私に問はむ笑い方、進むべき道、その超え方を
32
霧の朝これはミストかフォッグかと鴉が鳴いて嗚呼サイレント
19
理屈では説明出来ない行間をどう扱うかがその人なのかも
13
幹と
枝
(
え
)
を象皮で覆ひし桜木に 三分五分ほど花の咲き出づ
25
計画のままに行かないその事を愛せる自分また好きになる
5
真夜中の月が明るいその意味を知らなかった自分をまた知る
4
無印の良品週刊給料日狙われまんまと買い溜めまくる
3
嫌になるそんな低さで安定しここから出来る事こそ本当
5
疲れ切り朝から晩まで眠り姫あれもこれもとやらなきゃなのに
4
10月は新たな手帳のシーズンで鬼は笑うが準備は万端
5
「逃げ上手の若君」見つけ楽しくていつもの日々に彩りが増す
4
存在としての貴女が居ないだけ癒しが無いだけたったそれだけ
3
マウントを取られて引いて負けといて今に見てろと心に誓う
5
リンリーンガタンギュインと言いながら路面電車を
描
(
(
か
)
)
いてる園児
27
勧誘に 問われて 光覇明宗です と真顔で答える 君に合わせる
38
何色のペンで書くのが効果的?アナタガキライアナタガキライ
6
ときめぐり 三たび春華に 出逢ひしも 君への想ひ いとも変わらじ
13
満開や ソメイヨシノに 誘はれて 花
啄
(
つゐば
)
みぬ 三羽のメジロ
32
がんばって大きくおなり 甥っ子よ ひなどりのようについばむおくち
12
告げよ春 この世は冬の幻と 河原の石売るほどのかひ無く(つげ義春逝く)
17
結局は 神と人から 愛される そういう人に なりたいもんだ
4
何かしら 他人の役にも 立てそうな そんな気がする ええことだらけ
4
一人だと 無の境地に なりやすく 鞭にしばかれ 生きてる感じ
5
働いて 働き続け 死ぬ後で ゆっくり眠れ 仕事もないぜ
3
いくつまで 働きゃいいの 体力の 限界超えろ 貧乏人は
5
怠惰だな ぼーっとするな 叱られて ひどいもんだよ 涙も出ない
4
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