未踏の地歩いて進んだその跡が道標となる我に続けと
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死にたい 或いは傷つきたいと私に思わせる環境を殺したい
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最後だと決めたあなたのベランダでくゆらす煙の動線を追う
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大声で崖の上から叫びたい「あの時きみをー無視してごめーん」/懺悔
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きみからの真珠が人魚の涙だと触れた瞬間ぽつり零れた
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青空の 梅雨の晴れ間に 風通し 湿りし空気 一新する午後
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夢の中だけにある場所 落ちてくる星たちを閉じ込めたプール
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ヤキモチか? こころあたりは ないんだが 俺の頭の 影を踏むキミ
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子ら遊ぶ声のある午後 FAXの送信音に祈りを寄せて
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目覚ましが 鳴れども覚めぬ 朝こそは 口づけのみぞ 眼を開ける術
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つくづくと戦禍殺傷イヤになりのどかな児童遊ぶ公園
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住み慣れた家を離れてアパートに 第二の人生夫と語る
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上を向き座っています 他人よりお手玉ぐらい上手になりたい
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眠れない 夜は1人で ひたすらに 猫のトイレを 掃除している
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なあお前この家に来てよかったかカリカリ食わぬ猫に聞く夜
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公民館老人会の新入りが「若輩ですが」と挨拶してる
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キイキイと 音軋みたる 自転車に あやしき奴めと 犬吠えかかる
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夢で見たエスカレーター 宇宙人たちも片側空けて乗ってた
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峠越え 凍ったままで 持ってきた ソルティライチの 溶ける昼どき
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僅かでもズレがあったら開かない ホームのドアと車両のドアは
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古きダム 梅雨空映す 湖面には へら鮒釣りの ボートの二隻
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聞こえるか聞こえないかの独り言いう人によくすり寄られます(泣)
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しみじみと手垢のついた物言いや言葉の氾濫ため息出ちゃう
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お名刺を渡され私若い子の幾十倍も疲れているの
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ことはりに抗わず生く同胞はらからの 地に根を張るや 青きふるさと
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ふんだんに素材あるゆえ彫り進む鳶の姿を夢に見ながら
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アジサイからのお願いの貼り紙は撮ってもいいけど取らないで
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あかあかと梅雨の晴れ間を舞ふ鳶に我が心まで晴れゆくごとし
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紫陽花よりも人口密度濃い白山神社あじさい祭
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ひさかたのひかり溶く蒼 白は雲 梢をわたる風に奏でり
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