エアコンの フィルター掃除 終わらせて 震えて待ってる 乾くそのとき
9
ローカルCMを見て あの日を偲ぶ 寝正月 ひとり微笑む
4
「俺に歌ってほしい曲ある?」誰目線だよと思いながらボカロ曲を入れる
3
屋根雪庇落としとこうか面倒くさいやっぱり落とす落ちたら嫌だ
15
小寒に 暖かくして 過ごしましょ ねこにはまふらー 暖房つけて
16
平和なる 日の本に立つ 富士の山 白無垢の如 雪に染まりぬ
25
石油ファンヒーターストーブが強燃焼になっちゃうのだから閉めろと猫にさとせど
17
病床に見せぬ蒼空 カーテンの裏に出づるは初春の日かな
11
蜂蜜を紅茶に垂らす一年が穏やかなれと出初めの朝に
63
ジハンピで カフェオレひとつ 買うくらい 赦されるべし ねこ母お疲れ
14
御佛みほとけと 笑いあう夢 この年は 何があっても 乗り越えられる
30
冷めぬよう湯船のふたを引き寄せてオイルサーディンのようにぬくまる
21
世の中はいろんなことがおきてると眺め回してたたむ新聞
26
じんわりと 民生が歌う トリビュート 私は今日まで生きてみました
20
今日もひとりで行き先も決めぬまま 行き着く先まで空と自転車
7
雀の子 群れで十羽ほど飛び立ちて びっくりしたかい すまなかったね
19
正月も済んで孤食の日となれりお節の残りアレンジしつつ
39
図書館で多めに借りていた本をようやく読める一月五日
10
日がさして 我がゆく道を 護りゆく わが主よ 家族に 神のご加護を
15
おはようと ねこにキスして 支度する 今日は病院 ねこの病院
17
人の群れ気怠さ残し青信号 朝日に煽られ働く僕ら
19
題∶「出発前の小田原評定」 炬燵より  はよう出でよと  候えども  時期尚早と  評定つづく 
14
連休の 明けた朝の ため息は 防御本能 気を緩めるべく
8
初七日に 七草粥を 食べるよね 何?初七日って 草なんですけど
5
十六夜いざよいを眺めつ余韻 父母たらちねと談笑す声 耳に残りぬ
22
対岸の火事とは云えず強国の誇張の論理ベネズエラ燃ゆ
15
きのふの火事の場所を聞かれて答へれば「よかつたねぇ」に少しとまどふ
13
微睡みの布団の中で背伸びする窓をあければもう月曜日
17
正月の余韻の残るゴミ置き場新しい年もう動いてる
15
気付いてる腹の回りがキツイこと 素知らぬ顔でホックを外す(正月太り)
22