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日月はるか 浜辺の土に 火と水と 木の塔見上げ 金星とおく
9
損したら
其方
(
そなた
)
補え 得したら 我らのものだ
其方
(
そなた
)
家来ぞ ➡ 我はトランプ大富豪
11
世の中は 不足に満ちて いるものか すでに溢れる 光の中に
7
浴槽の設定温度上げるのに断りいらぬ寂しい暮らし
24
浴槽の設定温度を少しでもあげれば夏は終わりなのかな/一〇〇〇首達成
11
ウエハース車内で食べて粉舞って座席に付いて母は般若に
9
三件の未読通知の減らぬ日はただ砂時計ひっくり返す
7
宵越しの銭は持たない月明り 鈴虫は鳴く 独りで歩く
11
誰だっけ? 俺を知ってる ようだった なに言ってんの ウチの社長よ
5
規則あり 状況もあり また楽し 渋滞なれば 蝸牛宜しく
11
好物のシャインマスカットを詠いたし 文字のおさまりつかず諦め
10
漂いて 流るる雲の ようにただ 委ねてみよう 秋風のなか
32
JR
武蔵野線の各停は四十分で四十キロゆく
4
似顔絵に映画のレビュー歌も詠む芸をどれかに絞れぬものか
9
燃える日を 河原で過ごす 「荷」一つで 凍える日には シュラフひとつ
10
虫の声 あの世に渡る 一里塚 遠くに聞こえ 枕元なり
10
雷に 地震洪水 当たり前 欠落だらけ 政治経済
9
ワンカップ昼飲む自由うらやましされど我が家が段ボールでは
9
ケツ痛え なにこれマジで えっ急に? まてまてまてよ ほんと許して
8
忘れてたこと思い出せそうな秋の風 ジャングルジムからの見晴らし
7
思いのほか深い傷でも癒えてゆく ゆっくりゆっくり
年齢
(
とし
)
相応に /膝
25
商店街離れ海鳥の羽音ふたりは耳で呼吸する貝
6
眠りを揺する小さな呟き雨音に交じり 今宵も坐して聴き入る
19
暗い山 枝を踏んでも ただ歩む 虫が鳴いても 暗いを歩む
6
犠牲もて 人に知らせる 役目など 捨てよ カナリア 生きよ 歌えよ
41
ため息と
呼吸
(
いき
)
つまるよな孤独感 今年もたしかに秋は来たんだ
22
ただ時をやり過ごす事の連続で生きてるような気がするんだよ
24
寄り道し 職場にて受けし非難を シェイクとともに吸ひ セルフケア
20
勘違い 分かってくれよ 言わずとも 分かる頃には 妻はあちらに
5
やきいもをぼかっと割って「きみの」ってそういうところほんとすきだよ
6
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