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棚の上リンゴ同士がささやいて「私たち中身は変わってないのにね」
12
ヤケ食いに走ったとしても結局は更に苦しむ減量ボクサー
10
中国にもロシアにもワクチンがありぼくもここにいて 存在していてごめんなさい
4
切らさずに麦茶を沸かす今日もまたそれにつけても腹の立つこと
19
泣いてやろうとした看板にホールにて「ケーキ教室やります」だって しねよ
7
ポイントカード一枚のみのサイフにいるかを見せてと呟き電灯の紐ひく
6
ときめいた時は過ぎ去り秋がくる 眩しい君を夏に残して
24
夏休み 広い青空 黒い雲 夕立の後 七色の橋
13
「かわいいよ」キミが笑って言ったから外ハネさえも愛おしくなる/ボブ
23
時流れ 見上げた星に 夢重ね 凛、歩み行く 光幕開け
14
ベッドの
うえ
(
上
)
ねむそにまってる ねこ愛し 思わず抱きしめ すりすり頬ずり
24
処暑とはいへギラつく日差と涼風のせめぎあふ庭におんぶばった居る
14
ポケットにしまう指先夜色のインクで染めて傷を隠して
11
テーブルの上無造作に横たわるゴーヤこんなに凶暴な見た目
12
久々に字を書くために握るペン忘れる漢字動かぬ手首
14
処の字だけ見ているだけでときめいた中二の夏は何年前だろ
9
捨てきれぬ 後悔今も 忘れぬ 自分の弱さ 嫌いで泣けて
25
拒否しても訃報欄へと載る友の面輪ひねもす脳裏を廻る
26
魂の 入れ物ひとつ ぼんやりと 駅のベンチで 電車 見送り
53
スピッツを「新曲なのか」と孫に問えば 「懐メロ」と返る ボカロの海で
19
ぎゅうぎゅうの引き出し開けて哀しみを捨てよ無言の声が聴こえる
35
花までも星に匂えり我に降る震えて眺む天の川かな
24
路線図にうつる近くて遠い街 揺られ流されいつかその地へ
13
傷つける側 より傷つけ られる側 幾度来たとて 選ぶは「られる」
15
亡き人の 旦那のエール 十年後 次は笑って 飲めたらいいな
18
夏の盛り一人暮らしの夜は更けておやすみなさいと侘しくつぶやく
12
介護されおしりを拭かれて死ぬよりも 兵隊として雄々しく死にたい
17
屋上で 夜風にあたり 星を見る 心を無にし 仕事に戻る
23
突如きた!
他人
(
ひと
)
の会話に噛みつき魔
啖呵切るより短歌詠もうよ
20
亡き妻の チョット焼き過ぎ ハンバーグ 思い出しつつ マルシンを食む
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