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言の葉の棘が刺さって抜けません 咲くのを待たずに腐りゆく心
9
末娘結納挙げて雛納め二階の整理心の整理
15
セルフレジ釣りに
五円
(
五円硬貨
)
が出るように計算をする寺社巡り好き
19
熱風の午後から必ず折り紙で百均へ行きテントまで買う
21
恋話に参加できずに退けば近所の子供が集まっていた
19
目の前を日焼けした子が駆けてゆく慌てなくても夏はあるわよ
27
咲く花火横から見るか下からか夏は気にせず過ぎ去りますよ
23
君がいたかつての夏を思い出しひとり年取るこれからを思う
14
棚の上リンゴ同士がささやいて「私たち中身は変わってないのにね」
12
ヤケ食いに走ったとしても結局は更に苦しむ減量ボクサー
10
中国にもロシアにもワクチンがありぼくもここにいて 存在していてごめんなさい
4
切らさずに麦茶を沸かす今日もまたそれにつけても腹の立つこと
19
泣いてやろうとした看板にホールにて「ケーキ教室やります」だって しねよ
7
ポイントカード一枚のみのサイフにいるかを見せてと呟き電灯の紐ひく
6
ときめいた時は過ぎ去り秋がくる 眩しい君を夏に残して
24
夏休み 広い青空 黒い雲 夕立の後 七色の橋
13
「かわいいよ」キミが笑って言ったから外ハネさえも愛おしくなる/ボブ
23
時流れ 見上げた星に 夢重ね 凛、歩み行く 光幕開け
14
ベッドの
うえ
(
上
)
ねむそにまってる ねこ愛し 思わず抱きしめ すりすり頬ずり
24
処暑とはいへギラつく日差と涼風のせめぎあふ庭におんぶばった居る
14
ポケットにしまう指先夜色のインクで染めて傷を隠して
11
テーブルの上無造作に横たわるゴーヤこんなに凶暴な見た目
12
久々に字を書くために握るペン忘れる漢字動かぬ手首
14
処の字だけ見ているだけでときめいた中二の夏は何年前だろ
9
捨てきれぬ 後悔今も 忘れぬ 自分の弱さ 嫌いで泣けて
25
拒否しても訃報欄へと載る友の面輪ひねもす脳裏を廻る
26
魂の 入れ物ひとつ ぼんやりと 駅のベンチで 電車 見送り
53
スピッツを「新曲なのか」と孫に問えば 「懐メロ」と返る ボカロの海で
19
ぎゅうぎゅうの引き出し開けて哀しみを捨てよ無言の声が聴こえる
35
花までも星に匂えり我に降る震えて眺む天の川かな
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