鈍色を抜けて静けき富士の立つ 異国の人に花弁の舞う/河口湖さくら祭りにて
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頭上から落ちるフンけ駆けるチャリ予知な想定すべて見えてる
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親ごころ尽きることなく病める子と代われるものかと思いこそすれ
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緑葉の 涼風戦ぎ 空碧く 白雲流れ 幾山越えて 尽きせぬ想い  恋しふるさと  暮れなずむ
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ローポリの雪を見ていた 世界には恐れるものは何もなかった
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答えてよ あなたが煎れるコーヒーが あの子が好きなブラックのわけ
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予定なき日々が待ち受け猫伸びしカラッポの心跳ねてころがる
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書き損じ一枚めくれどなほ書けぬ 写せぬ思ひゴミ箱の底
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一日中検査検査でくたびれた夫ねぎらわん苺のシフォンで /ハピバ🎉
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春風に 誘われペダル 踏むわれは ひとり追い越し ふたり追い越し
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喪失の痛みに揺れるおとがいを砂糖にまみれた両手で撫でる
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桜散り うれうるもなく 新緑の ゆるを見れば さらに美し
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かはづ鳴く井手の玉川来て見れば岸の山吹今盛りなり
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運ちゃんが消えたらもっと怖いだろ走行中に客消えるより
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吹く風に仄かに戦ぐ菫草 陽にきらめきて花びらの降る
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どこからか宅配された髪の毛の束の根元に血がべっとりと
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約束の 前日に送る 楽しみと あなたもきっと 待っててくれる
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薄紅の花を装う夕焼けの彼方に淡いほのかな黄金こがね
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絞り出す«ちゅ~る»付着す我が指をむる二匹の舌こそばゆし
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蒲公英たんぽぽや庭に届きしわたひとつ植ゑてブタナと知りぬ粗毛あらげ
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青もみじ 古刹に渡る 風涼し 友の奏でる ライアー優し
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命から 剥がれた軽さ ひとひらの 旅は水面か 輪廻の大地か
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まだ力む 背中をかすめ ひらりひら 頑張れと言わぬ 桜のエール
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いつも来るお店で少し背伸びして。初めて頼むあの子のカスタム
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昼過ぎに摂氏せっし20度超えたから雲引っ張って躑躅つつじ膨らむ
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無邪気にはしゃぐ幼きまごが今 時折目を伏せ もの想うようになり
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屍は衆人環視の荼毘に付し 川に流して輪廻に託す
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愛おしむ 我が子の肌の ミルク臭 同志を求め 漁り見る句集
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ああ、これで一冊目の歌集がつくれます製本はしまうまフォトブックで
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片付けは苦手なんです埋もれてもだいたい分かる特殊能力/日々発掘
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